穴を掘る
Jun
17
よく眠れる!と書いたばかりなのに、昨夜、眠れなかった。
なんなんだ!?
夜中に何度も目が覚めた。
そして、明け方に変な夢を見た。
・・・
夫と巨大な穴を掘っている。
それも家の中。
リビング(と思われる)ところの床がなくなっていて、そこにどデカイ穴がある。
どれくらいデカイかと言うと、深さは10mは悠にある。広さはリビングの半分は占めている。径3-4mくらいか。
普通のショベルではもちろん無理そうなこの穴の向こう側にいる夫とちょっと大きな声を出しながら話している。
夫は、穴を掘る作業で使う特殊な部品が足りないとかで、友人に連絡、すぐに調達してもらえそうだと意気揚々と話していた。
わたしはくたびれて、今日はもうこの辺で終わりたいのにまだ続けるのね、、と気持ちが萎えた。
穴を掘るにはなんらかの理由があった。
というか、穴を掘っているのは自分たちだけではなくて、周囲の人々も皆、同じように家の中にどでかい穴がある。
我が家の場合、まだ完了していないのだ。
夫が言うには、もう少しで終わるとのことだった。
これで、やっと引越し出来るな。
夫がそう言うので、え?引越しってなんのこと?と思う。
ーちょっと待って、引越しって何。
ーだから、この家を売るんだよ。これで$○○○○・・・は確実だ。
ー売って、どこに引っ越すのよ。ここらなら良いけど、J-townは無理。
ーJ-townじゃなくても、あの辺りの・・・
ーえーなんで?なんで勝手に決めるの?
ー穴が確実になったら、ってことだよ。
ーもうそろそろ確実に完了なんでしょ。
ーそう。だから、そうなったら決める。
ーわたしは反対。ここらがいい。犬たちもここらがいいって思ってる。っていうか、あなた言ったよね?2頭目を迎え入れるのに、引越しはしばらくないって、言ったよね?
だんだん涙声になってしまった。
なんで勝手に決めるの、なんで穴がここまで大きくなってから言うの、もう元には戻せないじゃないか、なんでなんでなんで、だって2頭目がーーーー
・・・
と、泣きながら言っていたら、夫に肩を揺すられて起こされた。
ーどんな夢見てんの?
夢か、、、、、、、ああ良かった、、、!
起きてリビングに行ったら、もちろんそこに大きな穴などなくてホッとした。というか、夢の中のあの家はこの家ではなかったのだけれど。
まるで洞窟の入り口みたいな大きな大きな穴だった。
穴の側面の土の様子まで覚えている。暗い赤から茶色、黒色に近い色。作業用の板、縄。時々崩れ落ちる土、小さな石ころ。
あれはもしかして無意識領界への洞穴???
わたしの無意識、何を知らせようとしているんだ???
引越しとか家を売るとか、そういう話題は出たことあるけど、今?なぜ?
夫婦の危機?