02/19/2022 待ち合わせに遅れてしまうかもしれない。 時間を気にしながら乗り込んだ。目的地まで直行の乗り物。のっぺりとした外観の特急列車(だと思う)だ。音もなくやって来て、ドアが開き、時間きっかりに音もなく出発した。 外の風景は何も見えない。というか、窓がないのかもしれない。 車内は空いていて、わたしは適当なところに座った。とりあえず時間には間に合いそうだ。 指定されたお店は小洒落な居酒屋風。お店の中央付近に厨房があり、席から見えるようになっている。 中に入ると、友人が手を上げて知らせてくれた。 ごめーん、遅れるかと思ったーと言うと、 だいじょぶ!まだ、わたしたちだけ〜。と、彼女が言った。 先に始めちゃいましょう、と、わたしたちは飲み物とアペタイザーをオーダーした。 そのうち、みんな来るでしょう。 わたしはシャドネー、彼女はサングリアを。それから、fried cheese curdなどの入った、アペタイザープレート。 彼女と話し込んでいたら、元同僚のマンディー(仮名)がやって来た。Heyyyyyyy!わたしたちを見てそう言った後、彼女はイキキキキー!!と、猿のようないつもの笑い声を立てた。 わたしたちの席にやって来たマンディーは、オレンジや赤、黄色がベースの明るいパッチワークのフレアースカートを履いていて、それは思いがけず彼女らしくて、とっても素敵だったので、I LOVE YOUR OUTFIT!!!!と、称賛した。 彼女は、Shut up!!!と言って、ウキキキキーと、笑った。 わたしは、そうそう、わたしも似たような感じのsweaterを持って来たのよ、見てみて!!と、ショルダーバッグの中を探る。 のに、あれ?入ってない。。。 寒くなったときのためにって、入れて来たはずなんだけど・・・と、思う。 すると、友人が申し訳なさそうに言った。 ーm....少し前に脱いじゃったからね、、、、 は???脱いだって???どーゆーこと??? I was puzzled. すると、レストランの給仕さん(とても品のある人だった)が、 ーお客さんの衣服はこちらにございます。 と言って、茶色い袋を持って来た。その中には、わたしの長袖のセーターが丁寧に畳まれた形で入っていた。それだけではない。なんと、肌着と、ブラジャーまでが。OMG! その後に聞いた友人たちの話によると、わたしは非常に高揚した感じで、ニコニコと笑いながら、 I DON'T NEED THIS!!! などと言いながら、脱いだのだそう。全てを。つまり、トップレスになったのだと。 そして、誰にどう促されてかわからないのだが(聞けなかった)、ジャケットを着たのだ、と。 えええええええええええええええええええええええええ 言葉を失う。 そんなワケがない。だって、ついさっき、友人とこのお店で会って、それから白ワインをオーダーして。 そうだ。白ワイン。わたし、まだグラス2杯しか飲んでない。 そうでしょ? と口にするつもりだったが、周囲の友人たちの様子を見て、わたしの記憶が飛んでいることを知る。 いやいやいやいやいやいやーーーあり得ない。 酔っ払うことはある。あるけど、酔っ払ったからって、公衆の目前で、裸になるなんて、、、ないないないないない!!!! 頭の中ではぐるぐるぐるぐるそう叫んでいたが、無意識に胸元をばんばんと叩くと、確かにジャケットの下はノーブラ、、、なんてこと、、、、!そして、茶色い袋の中の衣服(&ランジェリー)を見ると、もう何も言えなくなった、、、、、 なのに友人たちも、お店の人も、わたし気持ちなど、まったく意に介せず、という感じ。 マンディーは、わたしのセーターを見て、Yeah, Kinda same!! と言って、ウキキーと笑い、good!と、親指を立てた。いやいや、それどころじゃないんですけど、、、。 シャドネー2杯と思っていた。なのに、どこかで記憶が飛んだ。 2杯じゃなかったのか。それとも、アルコールにすごーく弱くなっちゃったのか。 そう言えば、友人たちに混じって、何人か男性もいたような気がする。それは知り合いの男性と、初対面の人と。 誰だ? 思い出せない、、、えー???自分、大丈夫か???????? ぐるぐる考える。が、とにかく何も思い出せない。 ヤバイ、と焦る。 とにかく、もう何も飲まずにおとなしくしていよう、と思う。後でゆっくり考えよう。 そんな時、給仕さんがやって来て、お会計はどのようになさいますか、と恭しく言った。 友人たちは一斉にカードを出したが(6人はいたと思う)、それよりも少し先にわたしはカードを出して、言った。Altogether. 友人たちは、後で精算しようねーと言っていた。 わたしは、そんなことより早く家に帰って、今日のこのことを詳しく検証しなければならない、と思う。 ロケットみたいなのっぺりとした列車を待ちながら、急行とか特急とか、どうやって調べるんだっけか、、、、と、悩んでいる。 ・・・ 信じがたい、怖ろしい夢。 自慢にもならないが、わたしは酔って裸になったことはない。 夢だから心配ない、と言い聞かせながら、でも、これって何?何かの願望???と、かなり困惑したし、出来ることなら忘れよう、こんな夢。とも思った。 でも、こうして書いたのは、こんな夢を見たのは、青豆の行動のせいだと思い出したから。 それなら合点がいく。 夢で良かった。 夢だけど、夢じゃない。 と、ならなくて良かった(たぶん!)。