老夫婦
Apr
11
先週の土曜日、犬たちと朝の散歩に行ったとき、老夫婦が庭でお茶を飲んでいた。
そのお宅はよく通る散歩コースの一角にあり、前庭がかなり広い。家の正面、歩道に近い部分に大きなPine Treeが2本あって、大きな枝々の向こう側に家が佇んでいる。その家の壁は焦茶色で屋根はさらに濃い焦茶色。数年前に外壁を新しくした(木材から新たな素材、多分vinyl siding?)のだが、オーナーは色を変えなかったのがとても印象的だった。オーナーのセンスがなぜか嬉しかった。Pine Treeとあの焦茶色がとても良く合っているのだ。
ガレージは建物の西側にあって、車が楽に方向転換出来るようガレージ前の敷地を広くとっている。老父婦はそこにガーデンテーブルとチェアーを出し、お茶を飲んでいた。ふたりに最初は気付かなかった。暖かくなったなぁ〜と木々や空を見ながら歩いていて、ふと、目に留まったのだ。あら、あんなところでお茶してる。なんて素敵なんだろう・・・そう思って惚けていると、ご主人のほうが、片手を大きく上げて挨拶してくれたので、わたしも慌てて大きく手を振って応えた。
ご主人は痩せていて背が高く、長い足をテーブルの下で組んでいた。その正面には小柄な奥さんが、こじんまりと座っていて、ティーカップを口元に持っていくところだった。お茶、と書いたが、紅茶のような気がする、勝手な想像だけれど。
歩きながら、わたしと夫もいつかあんな感じで外でお茶を飲むだろうか、と考えた。お茶は、、、、ないかな。でも、珈琲ならあるかもしれない、外で、犬たちも一緒に。
20年後くらい?犬たちは、、、、ダウンサイジングしているかもしれない(夫はずっとフルサイズのオゥシーにすると言っているが)。
どこに住んでいるだろう?定年したらテキサスに住もう、と夫は言っている。わたしも賛成だけど、年の半分(1/3でもいい)は島で暮らしたい。そのためには健康な心身と、何よりお金が必要ですな。わはははは。
補習校を辞めたとき、夫から本を贈られた。→The Speckled Beauty
「これからは本を読む時間ももっと取れるかなと思って。」
驚いた。
そんなことを思っていたのか、と、本当にびっくりした。
それはわたし自身も思っていたことだった。でも、英語本なんて思いつきもしなかった。自慢じゃないが、これまで英語で書かれたものでちゃんと読んだものはハリーポッターシリーズだけである(これも夫が買ってくれた)。
「大丈夫、読みやすいと思う。」
夫の言ったとおりとても読みやすい。何より、この犬はパス公を思わせる。
夫はまだ読んでいないらしいので、読み終えたら彼にも読むように言うつもりだ。
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