ぷーちゃん、愛の儀式 02/05/2011 ぷーを我が家へ迎え入れたとき、ブルースはまだ2歳前(1歳8ヶ月)だったが、ぷーが来てからの彼の変貌ぶりには本当に驚かされた。突然やって来たわんぱく坊主に、ブルースは少々手を焼きながらも、まずまず優しく、忍耐強く、そしてときには厳しく、父となり母となり兄となって色んなことを教えていた。ブルースがいなかったら、ぷーにもっと手こずっていただろうと思う。それくらい、わたしたち人間は楽させて貰った。「犬のことは犬にまかせる」という信念は、この経験があったからこそだと思う。 ぷーはブルースのことが大好きだ。仔犬の頃はブルースの後ばかり追い、いつも一緒にいたがった。ブルースのお腹の辺りに引っ付いては、丸くなって良く眠ったものだ。ブルースのことをお母さんだと思っているのかな・・と感じたほど。 そのうち躰が大きくなり、ブルースとほぼ同じサイズになってからも、2頭は必ず躰の一部を引っ付けて眠っていた。今でもバックヤードや原っぱなどで寛ぐときには、なぜかお尻同士を引っ付けてVの字になっていることが多い。 ぷーはブルースを良く舐める。ぺろぺろぺろぺろ、それはもう丁寧に。ぷーのこの行為を、我が家では「愛の儀式」と呼んでいる。決まった時間はないが、ほぼ毎日、行われている。わたしたちの目の届かない場所で行われたとしても、それはすぐにわかる。なぜなら、その後にはブルースの顔〜額が艶々と濡れ、頭部の毛がツンツンと立っているからだ。このヘアスタイルのことを、わたしたちは愛情を込めて「ぷーによるスパイキーヘアー」と呼んでいる。 犬が舐めるのは愛情の表現と聞く。が、どういうことか、ブルースがぷーを舐めることはない。いつも、ぷーがブルースを舐める。ブルースは気持ち良さそうにぷーに躰をあずける。 ぷーはデューイのことは舐めない。まだそんなに親愛の情が湧いてないのかもしれない、よくわからない。 何年か前に、ブルースはパックリーダーの座をぷーに譲った。それはわたしたち人間にとって、ちょっぴり淋しい変化ではあったが、犬同士にしてみれば自然な法則だったのかもしれない。 でも、ぷーは今も尚、ブルースにいちゃんのことを尊敬しているように見える。散歩で大幅に遅れて歩くブルースのことを立ち止まって待っていたりもする。その反面、デューイに対してはライバル意識むき出しだ。 けれどもこの先(多分、近い将来)、ぷーとデューイの位置も逆転するのだろう。それにしても、いつの日か、ぷーはデューイに対して愛の儀式をすることがあるだろうか?はたまた、デューイがぷーちゃんに愛の儀式を・・・なんてこともあり得る?か??? ぷーちゃん、昨日と今日、2日続けて夜中の3時頃にわたしを起こした(「はうっ、はうっ」と、息の声で外へ行きたいと訴えて)。利尿剤は大体夕方の4時頃に上げている。朝・夕の2回投与なので、あまり間隔を短くしたくないのだが・・・・利尿剤の時間と排泄状況、もう少し様子を見よう。 もうひとつ。 今朝と先ほど(夕方)、ぷーが初めて薬を拒否した。今まで何の問題もなくのんで(食べて)くれていたのだが、今日は口に入れた後にぺろっと薬だけを吐き出した。しょうがなく、薬の表面にピーナツバターを少し塗ってからあげた。薬だとわかって嫌がったのか(苦いのか?)、それとも薬によるからだの反応が嫌なのか、、、、こちらももう少し様子を見ていこうと思う。