インターネットには多くの情報が多くの人から投稿されています。これらの情報の中からどれが正しく、どれが正しくないかを判断するのは、非常に難しい事は言うまでもありません。またある人にとって正しい情報でも、別の人にとっては正しくない情報である場合もあります。正しいか正しくないかは残念ながら多くの場合、主観でしかありえないのです。

残念ながら良いこと、嬉しいことなどのニュースはなかなか簡単には広がりません。それに対して怒りや悲しみなどを伝えるようなネガティブなニュースは多く広がっていくのです。例えば、Xで言えば、ネガティブなニュースのリツイートがポジティブなニュースに比較して7倍近く多いと言われています。

面白いことにYouTubeやXでは見られた回数、読まれた回数で収入が得られる仕組みになっています。要するに、多くの方に見られる内容であれば、収入が多くなると言う仕組みになっています。そのために情報を発信する人は言うまでもなく、ネガティブなニュースを発信しようとします。これが今フェイクとは言わないまでも、ネガティブな情報が飛び回る理由なのではないでしょうか。

情報は事実を伝える手段ではなく、収入を得るための手段ということで、インターネットで拡散される多くの情報は収入を得るためのニュースであることを知っておく必要があると思います。

 

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内倉憲一（うちくらけんいち）
PSPINC の提供するインターネット関連サービスで
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