意識すると増えていく!
Jun
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直してほしいところを指摘するのではなく、
「どうなってほしいか」を明確にし、
「増えてほしいところ」を見つけて
そこを指摘したほうが、発生率が上がる
アドラー心理学でこれを学び、「おお~~!なるほど~~」と思いました。
施設の利用者さんに実践してみて、長年の課題が結構簡単に解決されていくのを実感し感動しています。
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利用者Cさん(女性)
Cさんは、「間違いは許さない!!」と、人の間違いに対して、相手がだれであっても容赦なく、ビシッ!!バシッ!!と、強い口調で注意をする。
その言い方があまりにも責め口調なので、言われたほうはシュンとしたり、イライラしたり・・雰囲気が悪くなる
そんなCさんに、言い方を注意をする回数を減らし、その代わり、
Cさんの素敵な所
🍃良く気が付く!
🍃仕事が丁寧
🍃根っこはとっても優しい人
ここを言える場面を探して、毎日毎日言い続けました。
「さっきはありがとう!Cさんが気付いてくれて助かったよ」
「Cさんは優しいね! 優しいからこそ!いつも真剣に伝えてくれるんだね」
毎日毎日言っていたら、Cさんの印象がどんどん柔らかくなっていきました。
周りからも
「Cさんが変わった!穏やかになった!」
「Cさんから、ありがとうと言ってもらえた!」
こんな言葉を聞くようになりました。
Cさんも初めは
「私は優しくないから!」と言っていましたが、
最近では、
「ありがとう!そんなこと言ってもらうと嬉しい!」
「もっと優しく言葉言えるようになりたい!」
そんな言葉を言うようになってきました。
悪いところを毎日注意され続けるよりも、良いところを見つけて
それを認めて伝えるほうが、お互いに気持ちが良いですね