支会長・民生児童委員協議会会長合同研修会を開催しました

支会長・民生児童委員協議会会長...
令和6年1月30日(火)10時から、令和5年度支会長・民生児童委員協議会会長合同研修会を行いました。
 
毎年開催しているこの研修ですが、今回は前段の事務局説明で地域福祉計画・地域福祉活動計画にある基本理念を福祉の共通目標として共有し、2連区から互助・共助を高めるための取組みについて事例報告をいただきました。
 
計画にある基本理念は「いつまでも ともに育む “いちのみや”~みんながつながり支え合い、地域が織りなす共生社会をめざして~」となっており、一人ひとりの暮らしと生きがい、地域をともに創ることができる社会⇒「地域共生社会」を目指すものとなっています。
 
地域における互助・共助を高めることで地域共生社会の実現に近づくことができますので、今後も地域の取組みを支援するとともに、事業を展開していきます。
 
【事例報告概要】
①ビルドアップを目指した大志防災体制(大志)
 町内会を基盤とした自主防災会がうまく機能していない現状に危機感を覚え、新たな防災組織の構築を目指した。立場や役職、年齢、性別に一切とらわれず、継続的に大志連区における防災に取り組んでもらえる方を有志で集め「大志連区自主防災リーダー会」として設立した。
 連区防災訓練などで大志連区自主リーダー会の会員が、中心的な役割を担うことでスキルアップを図るとともに地域とのつながりも深め、活動を通して得られたノウハウを生かし、避難所運営マニュアル作成や必要物品の購入をすすめ、ソフト・ハード面の充実を図っている。
 最終的には、会員が地域の総合リーダーとしての役割を担えるようにしたいと考えている。
 
②災害に備えた見守り体制「大毛モデル」の紹介(葉栗)
 市から町会長・民生児童委員に対して送られてくる災害時要援護者名簿があるが、対象者が多かったり、個人情報の兼ね合いもありうまく活用できていない現状があった。しかしながら、名簿に記載されている方は高齢者や障がい者で支援の必要性は高く、南海トラフ巨大地震などの大規模災害も差し迫っている。
そこで、町会長と民生児童委員で連携し、個人情報に留意したうえで他の町内役員や地域づくり協議会も巻き込み「災害時の避難行動体制づくり」をモデル的に大毛町内会で行った。
 5~10世帯をひとつの班とし、班を単位とした見守り体制の構築は、日頃の見守り活動にも適用でき、細かな異常にも速やかに気づけている。
 また、町内の住民に防災に関する資料を配布することで、地域の防災力も向上している。
 
 
一宮市社会福祉協議会
#ブログ #支会 #民生児童委員 #町会長

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