令和6年6月16日(日)医療型障がい児者入所施設 一宮医療療育センターのパラスポーツ体験交流会を見学しました。
今回は利用者さんとそのご親族も参加し、2階~4階のフロアごとでボッチャ競技を楽しみました。
全ての参加者が楽しめるようにと、フロアごとに職員の皆さんが工夫を凝らし、サポートや進行まで細やかな気配りをされていました。
中でも特筆すべきは、会場各所で見かけた投球補助具(ランプ)。なんとこちらは全て職員さんの手作りです!フロアの利用者さんの特性に合わせて数をたくさん用意したり、投球の方法や角度を調整できる作りにしたりと、「楽しい時間にしたい」という想いが伝わってきました。
参加された方も、近くの人や親族同士で相談しながら投球されており、その一球一球に歓声が上がる時間となりました。
なお本日の成績優秀者は、12月に実施予定のフロア対抗のボッチャ大会の選手として出場されます。
今後は施設内だけでなく、地域の方との交流としてボッチャをしていくことも検討されているとのこと。
その際はぜひ、社会福祉協議会もお力になれればと思います。
障害の有無や程度に関わらず参加できる工夫について、大変参考になりました。
こうした地域での関わりを基に、本会でもユニバーサルスポーツを通じた交流について考えていきたいと思います。
地域福祉グループ