虚構の劇団~天使は瞳を閉じて
Aug
16
第三舞台を初めて生で見たのが「天使」であり、私の中での一番のお気に入りであり、期待度マックスで見てきました。
…駄目だ。どうしても納得がいかない。
いいことしか書かないつもりのこのブログでしたが、どうしてもかけない。個人的なハードルが異常に高いことは間違いないですが、これは普通に舞台として駄目でしょう
最後までせりふがその人の中に入ってる感が感じられなかった(マスターの大高さんは自分の役なので除外)。やっぱり第三舞台の各役者に合わせて作られた台詞なんだなと感じ、違和感ありまくりでした。
そして、配役が微妙、つーかはずれじゃなかろうか?
ケイとリナは配役逆のほうがまだましな気がする。なつきさんが天使だと山下さんとのギャップがありすぎだが、ハルカ役だと勿体ない。とはいえ、
男性陣は、とにかく小沢さんの天使は勿体なさ過ぎる!
てっきりゴロウ役だと思ってました。渡辺さんはゴロウ役よりラストを考えるとサブロウ役のほうが適任では?で、三上さんは天使役のほうが映えると思うんですが、いかがでしょう?
で、全体に台詞が台詞のままだからかテンポが異常に悪い気がします。そのせいで笑いもおきないし。こんなに笑いのない鴻上さんの戯曲は初体験です。
ミュージカル版だともう別のものなのでまったく違和感はなかったのですが、今回はとてつもなく違和感を感じて終わってしまいました。
とここまで書いて、パンフレットの鴻上さんのインタビューを読んで納得。やっぱ、役と人が合ってないんですね。
個人的なハードルが高すぎることを差し引いても合格点は挙げられないという結果でした。
最近虚構の劇団が面白かったので、残念です。
そして、10年待った封印解除&解散公演、チケット取れないorz
マジで倍までなら出そうという気になってくるかも