天才と呼ばれている人の本を2冊読んだ
Nov
13
前田選手といえば、孤高のサムライ、天才打者、といった異名で知られています。天才性についてはプロ野球選手の中でも群を抜いていたことが改めて知ることが出来ます。高校時代からプロに入っても周囲との軋轢を自身の野球技術で押さえ込んでいたというエピソードは1ファンとしては感動的です。中にいる人はたまったもんじゃないとも思いますが。
その一方で、前田選手とセットで語られるのは怪我のことになります。
たらればを言っても仕方の無いことですが、もし、前田選手が体が丈夫であったら、と妄想せずにはいられません。
あるいは、怪我という悲劇性を持つが故の美しさ、があったのかもしれません、
さて、もう1冊は、天才ジョッキーの名をほしいままにしている武豊騎手の本です。こちらは現在進行形の現役の天才です。
ただ、この本を読むと武豊という騎手が如何に勝つべくして勝っているのかということがよく分かります。
ファンも含めた他人への気の使い方等のエピソードを読んでいくと、天才というよりも真の意味でプロフェッショナルという言葉がふさわしい気がしました。
倍率が付かないので面白くないのですが、馬券を買うなら武豊はやはり信用できる、ということを再認識しました。
とはいえ、最近競馬は全く見ていないのですが…