「悪人」を読んだ
Nov
3
はやり物が基本的に嫌いな私には珍しく、悪人を読みました。
手に取った理由は鴻上さんのドンキホーテのピアスで触れられていて、「ワーキングプアを描いているけれどもワーキングプアは読まないだろう」、と言うような内容でした。
まあここで、このエッセイに関する私の記憶はかなり間違ってたのは読み終わった後、もう一度エッセイを読んで分かったのですが。
正直最初のあたりは土地勘がないからか、あまり面白くありませんでした。上巻の真ん中あたりからは加速して読んでいけたので導入部分が合わなかっただけのようです。
記憶には残ってなかったのですが、エッセイに引きづられたのかもしれません。読んでる最中に思ってたのは、「ほかにやることないのかよ」ということでした。
人に必要とされたいという気持ちは分かりますが、抱かれるだけではよりむなしくなるだけでしょう。だからこそ、事件が起きるわけですが。
他人に必要とされたいが、必要としてくれるか分からないから、他人から背を向けるということも本質的には買わない気もしますが、私はそんな考えに支配されている気がします。
なんだかよく分からなくなってきました。
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