刈り取り前。
【撮影データ】
Canon PowerShot SX50 HS
2018/08/21 11:12:58
SS1/1000 F4.0 ISO80
露出補正 0
焦点距離 4.3mm(35mm換算24mm)
刈り取り後。
【撮影データ】
Canon PowerShot SX50 HS
2018/08/22 16:58:40
SS1/640 F4.0 ISO80
露出補正 0
焦点距離 4.8mm(35mm換算26mm)
今年もまだ8月というのに早稲米の刈り取り時期が来ました。
滋賀県が誇るブランド米特A評価品種の「みずかがみ」がここ近年我が家の栽培米となっています。
この米は大変成長が早く同じく早稲の「コシヒカリ」よりも生育が早いのです。「みずかがみ」は「コシヒカリ」ベースの新品種です。
何年か前までは同じく滋賀県で開発された「秋の詩」(こちらもコシヒカリ系です)を栽培していましたがこちらは「日本晴れ」などと同じく晩成米で収穫時期が9月半ば以降なんです。
刈り取りが遅いと気候変動、特に台風に出会うことが多く毎年強風や大雨で倒れはしまいかと心配ばかりで気が気ではなかったのです。雨が多いと刈り取り時に田んぼが乾かず最近の大型コンバインで刈り取りを行うと田んぼが荒れてその後の整地が余計な手間で大変だったのです。
そこで、県の推奨もあり収穫量も「秋の詩」と遜色ないことが分かったので3年ほど前からは「みずかがみ」一本の栽培に変えました。そうすることで台風シーズン前に刈り取りが終わり要らぬ心配もする必要が無いからです。
しかし、そううまくはいきません。近年の気候変動で結構台風が早くからやってくるので台風シーズンまでに刈り取ることはできません。今年も丁度刈り取りという日をめがけて台風がやってきました。
台風19号は進路から遠かったのでさほどの影響は無かったのですが刈り取り予定日に晴れの合間に小雨が降るという変な天気になり結局刈り取りを依頼していた大農家の方の判断で1日遅らせて8月22日の刈り取りとなりました。
8月22日は台風19号の影響で風は強かったのですが晴れで前日より好天気でした。大型コンバインでの刈り取りなので4箇所に別れ総耕作面積1haの刈り取りは1日で余裕で終わり今年の米作りも8月後半にして終了しました。
後は台風が来ても槍が降っても大丈夫。春からの米作が今年も無事終わり安堵しました。
そして、多分今年で私にとって米作りは最後になります。後継者もいないので来期からは全面小作に出して離農する決心をしました。まだまだ農業はできる年齢ですがしたいこと(夢)があるのでその実現に向け舵をきることにしました。
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