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バクと私の散歩道。桜の横にヤシの木というのが、ベガスらしいでしょう
老犬バク君のおかげで、毎日の散歩は立ち止まりながらです。
若い頃はグイグイ前を走って、紐を持つ手が痛いほどだったけど。
今はのんびり、通りの花を観賞しながら歩いています。
バク君の写真: https://jp.bloguru.com/RuCommunications/posts/2021/3/1
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https://www.rucommunications.com/
私とリチャードさんの対談もぜひお読みください。
https://www.rucommunications.com/interview
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$350という、私としては大奮発だったのに涙
来月、風光明媚な場所に旅に出ることになりまして。それで張り切ってドローンを買ったのは良いですが、こやつが全く制御不能!
とにかく宙に浮いた瞬間から、操作もしていないのに異常な高さに舞い上り、我が勝手に好きな彼方へ飛んで行った挙句に、壁や地面に激突×30回。
なぜここまで傍若無人? 30センチほど上げて着陸…という練習を繰り返したいのに、30センチ上がったらもう、脱獄でもはかろうかという勢いで勝手に暴れ出します。
到着から3日目。もう見捨てたい気分です。好きな場所に飛んでお行き(涙)。
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ラスベガスを有するクラーク郡は先週、医療従事者と高齢者向けのワクチン1日4000回分が3000回しか使用されていないことを確認するや否や、優先枠を大胆に拡大しました。ラスベガス復興の鍵となるカジノ、レストランはもちろん、スーパー、工場勤務者まで、ありとあらゆる‟人と接する業種”に対象を広げたのです。
よって8日前には人口の6人に1人が接種済みだったのが、3/18日の段階で既に3人に1人が接種完了。子ども人口も含んで3人に1人なので、大人の接種が驚異的に進んでいます。
写真は夫の付き添いで行った土曜日のもので、接種の順番を待つ様子です。巨大な会場は朝8時開場ですが念のため早朝6:30に着いたのに、もう200メートルほどの行列がありびっくり。その後も列はどんどん伸びて、スターのコンサート会場のような人出になってきました。
アメリカらしいと思ったのは、接種の予約は午後3:30だったのにもかかわらず、おかまいなしに到着順にわんこそば状態で打ちまくってくれること。カジノ関係者ではあるものの完全な事務職の夫も、上層部から「よかよか、皆打ってまえ!」とのお達しが出たのも、日本では考えられないどんぶり勘定ぶりです(だからアメリカは何でも速い)。
テキサス州など数州では既にマスク着用義務廃止など自由な状態に戻っていますが、ラスベガスは逆に慎重で、‟安全に遊べる街”を目指しているのも注目すべき点です。この街で遊ぶにはマスク着用は義務で、カジノやレストランもまだ50%キャパでのみ営業可能(昨日までは25%)。加えて働くほとんどの人がワクチン接種済みとなれば、ラスベガスの安全度は格段に高まります。
さらに偶然にもラスベガスでは過去20年にわたり、‟屋外で楽しむ街”プロジェクト”が推進されていました。市は数百万ドルを投じて空中連絡路を建設。街の中心部を安全に歩いて巡れるようになった他、屋外型娯楽施設や屋外型モール、パティオ付きレストラン(ついでに言えば、安全対策の徹底を謳ったベガス名物ビュッフェ)も、たくさんオープンしています。これを読まれた皆さんも、ぜひ安心して遊びに来てください。
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私のアメリカ人夫は寡黙で真面目な性格です(日本語は全く分からず)。でも強要したら意外に何でもやってくれます。
昨日は童謡『猫踏んじゃった』を教えたのですが、音の楽しさにはまったみたいで、「ネコフンジャター♪フンジャー♪フンジャー♪」と、猫を踏む真似をしながら大きな声で何度も歌っていました。
以前「♪せっせせーのよいよいよい」を教えた時には、何度注意しても「せっせっせっせー」と4回言ってしまうので諦めました。「猫~」の方をさらに強化していこうと思います。
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今年14~16歳のバクスター君。
老犬を飼ったことがある人、いますか?
13年前、私が家に帰る度に嬉しくて床におもらししていた幼いバクスター君。
台所でボウルが床に落ちて大きな音を立てた時、こわくて膝に飛び乗ってきたバクスター君。
成犬になってからは、私を守ろうとして他の大型犬や訪問者に吠えまくっていたバクスター君。
今では呼び鈴がなっても聞こえず、居間で眠ったままです。
普通の道をゆっくり歩くだけでも、足がもつれて道にぺちゃんと伸びる最近のバクスター君。それでいて上目遣いにちらっとこちらを見た後、「何もなかった」風に歩き出す格好つけ老犬です。
全ての動きがスローになった老犬の寝ているおでこに、私は今日もキスをします。「ずっと一緒にいてね」――声をかけても、バクスター君は気付かず夢の中です。
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Amazon USAで探すなら、検索ワードはportable sauna, low EMF(低電磁波)
半年前に買った家庭用遠赤外線サウナ、毎日使っています。
日本式の入浴が難しいアメリカで、このサウナのありがたいこと。寒くて動けない朝も、どっさり汗をかけば別人のようにのびのび動けます。
使った1週間目から明らかな変化を感じたのは「肌の色」です。ファンデーションで言えば2段階上げたぐらいの明るさに!今までどれほど私の血液、暗く、ドロドロだったのでしょ。
お勧めは低電磁波のもの。気休めかもしれませんが、電子レンジに入っているような感覚にならずに思い切り楽しめると思います。
残念なのは、日本の公衆サウナの最高温度が約100℃なのに比べ、この手のサウナは60℃程度だという点。アメリカのアマゾンではこれ以上高温のものは(私は)見つけられませんでした。とはいえ30分も入れば、かなりの汗をかけます。
同じデザインでミストサウナも売っていますが、ミストの方はさらに温度が低いので、サウナに慣れている人には物足りないでしょう。
このサウナを人に勧めるか、勧めないか?――もちろん大大お勧めです。私の周囲でもう4人が購入しました^^!一緒に生首生活しましょう!
サウナ到着の話:
https://jp.bloguru.com/RuCommunications/380713/2020-08-18
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加湿器のスチームを浴び、セレブに過ごす私の極楽鳥花
って物騒な題ですが、スミマセン、義姉の観葉植物の話です。
買ってきて家に置いた瞬間からヘタレた、義姉さんの観葉植物。栄養剤を与え、お日様にあて、葉を拭き、夜は温かい2階に運び、植物用加湿器まで購入した義姉さんの努力も空しく、かの子は頑なにうなだれ続けます。
2カ月経ったある日、義姉さんはついに言い放ちました。「私はやるだけやった。死ぬなり生きるなり、好きにおし!」。
するとあら不思議。その日を境に植物が生気を取り戻し、今では新芽も出てきているのだと言います。
「脅しが効いたのよ」。
さて、うちの極楽鳥花さんですが、半年前に買ってから1枚1枚葉が枯れていき、今や茎6本のほっそりさんになってしまいました…。暖かかった昨日は外に出し、栄養剤を与え、今日は私も熱帯雨林の植物が喜ぶ加湿器をセットしていますが、力なくクタっています。
そろそろ脅しの言葉を使うべきでしょうか…。
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ホテル内に運河を造るとは、さすがラスベガス。Photo: www.venetian.com
先々週は義姪に彼氏さんがプロポーズ!
ラスベガスのThe Venetian内の運河(上写真)に浮かぶゴンドラで、何も知らない姪に彼氏さんが突然ひざまずく感動的なシーンがSNS動画で生配信されました。答えはもちろんYES♡
昨晩は、また別の義姪の彼氏さんがサプライズプロポーズ。大学の同窓会議を装い、映画館を借り切って数々の議題を話し合う(距離を取って着席)途中で、大画面が二人の思い出動画に転換します。壇上で彼氏さんがひざまずき義姪がうなづくと、zoomで参加していた、私を含む親戚約40名が拍手する様子が大画面に映し出されました。
ところで我が夫婦は去年が結婚10周年。しかし5月というコロナ恐怖が高まる最中で何もできなかったため、今年、義姪を真似てゴンドラに乗ってみようかということになりました…が。
料金が1人$29!2人で$60!――互いに秒速却下です。$60出すには熱さ&勢い&若さが必要です^^!
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オクスナードは昨日も書きましたが、メキシコ人移民がとても多い町です。町を歩けばカウボーイハットにブーツ姿の男性とすれ違い、夜のダウンタウンには賑やかなマリアッチ音楽が響いています。
この町に住んでいた頃、メキシコ人の親友・イザベルが時折Mira Marというメキシカンナイトクラブに連れて行ってくれました。週末のMira Marはいつも満員。生演奏の爆音の中で踊る、一日の肉体労働を終えた人々の土臭い熱気が怪しく充満しています。店内では英語も通じず、アメリカ人客もおらず。
ここで初めて学んだラテン式のダンスルールは、「一人では踊らない」ことでした。女性は必ず男性から「踊りませんか」と差し出される手を待たなければなりません。OKなら手を握ってダンスフロアに出ていき、ペアで踊ります。
大抵、夜が浅いうちは私は誘われません。さすがにあのカウボーイハットの男性とぴちぴちドレスを着た肉感的な女性たち――どちらも土臭い魅力を湛えた人々が汗を散らす中で、ぺらんとした無味無臭のアジア人は「どなた?」な存在です。あの子、踊れるの?という心配も分かります。よって、隣の美人イザベルに呼び出しがかかりまくっている間も、辛抱強く待ちます(寂)。
そのうち、1人の勇気あるカウボーイハットが手を差し伸べてくれ、1回踊った後はそれを見ていた他の男性が物珍しさから誘ってくれ、ついにはのっぺりアジア人の私も席を温める暇もないほどフロアに出っぱなしになります。
もちろん彼らの、まるでメキシコの大地に自然に生まれたようなステップを私が上手にできるわけもありませんが、ペアで踊るので逃げ隠れできません。そんな真剣勝負?で一晩中踊れば、時計が翌日を指す頃には、場違いな日本人も立派なメキシカンダンサーになっている…はずです(自己申告)。
イザベルの話:https://jp.bloguru.com/RuCommunications/363263/2019-12-17
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渡米後、最初に住んだのはオクスナード(カリフォルニア州)という小さな町でした。LAから車で2時間ほど行った半農村地帯で、広大な苺畑が続き、収穫の季節に車で通り掛かれば、甘い香りが窓を閉めた車内にまで漂ってきます。
畑にいるのは真っ黒に日焼けしたメキシコ移民。一列に並び、腰を折って栽培作業に精を出しています。あの人々が日本人だった頃もあるのかな…と思ったのは、通りがかった道に寂れた日本人墓地を見つけた時でした(写真1)。
墓地の看板に1908年と書いてあるので、造られたのは今から113年も前になります。私が住んでいた12年前はこの写真のように整備されておらず、いくつもの墓石が赤茶けた大地の上に倒れた状態でした。花1本添えられた形跡もなく。
彼らはどんな生活を送っていたんだろう――そう思った時、思い出したのが、私が外国に憧れるきっかけとなった少女漫画『ヨコハマ物語』の、ある場面でした(写真2、3)。
主人公の卯野がアメリカで芝居の興行をしている時、サクラメントから一晩かけて歩いて来たという日本人移民一家が、50セントの見物料を払えずに諦めて帰ろうとするくだりです。卯野がお金は要らないから見ていってと言うと、代わりに自分たちが作った苺を差し出します。
今は立派な苺の生産地となったオクスナードにかつて移住した日本人も、きっと想像を絶するご苦労をされたことでしょう。アメリカの苺はとにかくすっぱくて荒々しいのが特徴ですが、オクスナードには今も日本人生産の苺があり、ほんのりとした懐かしい甘さと柔らかさがあります。
実はオクスナードには日本のお寺もあり、夏には盆踊りも開催されています。実際に参加してみると、日系3世の方々など日本語が話せない世代も随分多かった印象。あのお寺を訪れると、この小さな農村地域に確かにたくさんの日本人が移民してきた歴史があるのだと実感します。
また、そんなオクスナードにいても、メキシコ人を差別的に言う日本人に出会ったことがあります。日本は豊かな国になりましたが、この苺畑に日本人が並んでいた時代もあると知ると、彼らの考えは変わるでしょうか。
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