社会が、個人や団体の行った行為に対して批判して、その批判に対して被疑者が行った対応や言動が理由でさらに多くの反発を集める現象を「炎上」と呼びます。炎上は起因となった不祥事そのものが起因で発生することは少なく、ほとんどはそれらの問題に対して被疑者が行った対応が起爆の原因になります。
今回は日本に来て、スズキ自動車の燃費不正申告、舛添知事の公費運用に関する疑惑と言った話がテレビで流されています。みなさんはスズキ自動車や舛添知事が行った不祥事とされている行動に対する評価は別として、現在彼らが記者会見などで発表している内容が事態収拾に向けて正しいやり方だと思いますか?
大企業のスズキ自動車や政治家の舛添知事が行っている発表は、誰が考えたものなのでしょうか。少なくともパブリックリレーションズを知った専門家が監修、コーチングしている内容とは思えません。
パブリックリレーションズは嘘をつく、だますを目的にしたことではなく、過去の悪いものは悪いと認めることからはじまるのだと私はそう思います。炎上とは日に油を注いだ時に起こることです。油を注ぐ行為、言動を行う企業や政治家が日本では本当に目立ちます。芸能人の場合は、炎上をうまく利用するひともいますが・・・
このような問題が起こった時は、まずはパブリックリレーションズの専門家に援助を求めましょう。
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