最近読破本。
1982年、サハラ砂漠縦断1500キロの大ツーリングに
挑んだ女性の爽快な記録。
冒険小説のようにワクワクと一気に読んだ。
堀ひろ子さんは、1970年代に活躍した女性レーサー。
日本における女性ライダーの草分け的存在。
ウィキペディア
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A0%80%E3%81%B2%E3%82%8D%E5%AD%90
1986年、待ちに待ったこの年の誕生日直後に、
私は自動二輪中型限定免許(現普通二輪)を取得した。
その一年前に他界していたためか、堀ひろ子さんのことは、
最近まで知らなかった。
当時は、通信手段や補給など、現在とは比べ物に
ならないほど条件は悪かったし、現地を良く知る関係者からは、
無謀といわれた挑戦だったらしい。
心身ともに、男勝りのタフさに、ただただスゴイと思いながら読んだ。
もう、バイクを手放して10年以上経つ。
死ぬまでに、もう一度乗ってみたい。
かすかに、そんな気持ちが芽生えた。
夜、ゴゾゴソと地上に這い上がり
短い時の中で 命を紡ぎ
あっという間にくたばり
土へ還る
最近読破本。
岡田有希子つながりで、この本にたどり着きました。
サンミュージックプロダクションの創業者。
岡田有希子に限らず、松田聖子、森田健作、酒井法子、
ベッキー、安達祐実、都はるみなど、数々のスターを輩出した。
その方々とのエピソードや、自身の人生を語っている。
次期総選挙で社民党は消滅間違いなし。
・・・
=賭けに勝つ人 嵌る人= 松井政就
松井政就さんの本は「ギャンブルには ビジネスの知恵が詰まっている」を以前に読んだことがあり、これも読んでみたいと思っていた。
単なるギャンブルの必勝本の類のものではなく、筆者のギャンブルの経験から「賭け」をモチーフにした比較文化論。
サブタイトルに、-ラスベガスと日本人 とあるように、比較文化の相手はアメリカ。
子供のころからやるゲームの違いが、ビジネスや日常行動の判断や決断、心理にも影響しているという理論はとても興味深かった。
ギャンブルにも仕事にも人生にも、不確定要素は必ずある。人生もギャンブルみたいなもんですからね。
=岡田有希子はなぜ死んだか= 上之郷利昭
先日何気なくチェックしていたネットニュースで「さんみゅ~」というアイドルユニットがデビューしたという記事を見た。アイドルユニットなんて興味ないし、これだけなら流してしまうところなんだが、んん?と続きを深く読み続けてしまった。
それは、このグループのデビュー曲が、あの岡田有希子の「くちびるNetwork」のカヴァーだということ。
このニュース記事には読者のコメント欄もあり、賛否書かれてあった。
これをきっかけに、不思議と岡田有希子関連の本を読んでみたくなった。かなりの年月が経っているので、どの本も古本でしかなく、さらにプレミアがついて定価より高かった。地元の図書館で検索したところ、一冊あったので借りて読んでみた。
今更、自殺の原因など考えたところでどうにもならないし、意味が無い。
ただ、彼女は幼少期から才能に溢れ、あらゆる面で人一倍努力し、一気に駆け抜けていった。
「細く長い人生でなくてもいい。
短い人生でもいいから、自分の思うことがしたい」
何十年経っても、あの死に様が強烈な印象として残っており、悲しいイメージしかないが、彼女はたくさんの絵や詩を残している。歌はもちろんだが、一人のアーティストとして、高い評価をしたい。
同じ時代を、同じ年代で生きた者として、忘れずにいてあげたいと思う。
事故と言っていいのかどうか・・・
言葉が出ません。
ただただ、お悔やみ申し上げます。
佐波優子「女子と愛国」
たくさんの「愛国女子」を紹介している。
著者本人の半生も赤裸々に告白している。
日本人の大半は「愛国」という言葉に、
直ぐ「軍国主義」や「戦争」に結び付ける。
メディアやマスコミ、教育の影響が大きいと思うが、
本当にそうなのか。
多くの日本人が、戦前の日本を否定する。
礼儀正しく、他人に優しく、約束や時間をきちんと守り、
道義を重んじ、治安が良く、勤勉なこの国民性が、
戦後たったの70年足らずで作られるのか?
そんなに簡単に作られるものではない。
今の日本はどのように造られてきたのか。
それを考えるとき、戦前の日本精神や教育を封印したり
隠さず、現代の教育でしっかりと教えるべきだと思った。
佐波さんは、慰安婦をテーマにしたネットの討論番組での
発言に、ひどく感銘した。
http://jp.bloguru.com/akiakane/177641/part
今後も応援したい。
公式に動画にアップされるんだから、何事もなかったのは明らかだが、
これはかなり危険なんじゃないかと、ヒヤヒヤしながら見てしまった人は
多いと思う。
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