FU氏の大学院の学生だった一行と縁があって会ったのが2週間前。そのうちの一人の学生は、バンクーバーでの研究発表後、米国内を一人旅し、自分探しのあと帰国前に週末シアトル入りしてきました。
Twitterで、時間があれば会いたいとのメッセージ。
そこで日曜日の夜、市内観光の終わった彼と食事を共にしました。
3時間余り、彼の背景、情熱を聞きながら、人生哲学のような話ばかりになりました。彼のような若者がいるのは頼もしい限りです。彼も大学卒業後、文系だったけど、モノづくりが好きでSEになって会社勤めを七年間経験。その後大学院に戻って勉強。
偉いなと思ったのは、こうと思い、感じたら行動してきていること。 本などの知識も大切ですが、自分で経験して初めて、自分の血肉になると思います。それを実践しているし、それはある意味で若者の特権。 といいながら、年をいってもやはり大切。何故なら、自分の人生ですから。
Apple本社には入れなかったけど、回りをぐるぐる歩き、ランチタイムには社員が出て来て食事しているのを見て感じたのが、決して彼らは宇宙人でもなんでもない。同じ人間で、普通。その彼らがあんな素晴らしい製品を出せるなら、自分達でも出来ると感じたそうです。いいですねえ・・その気概!
ただ最近の若者が就職に不利だからと留学が減っているのはマスコミ情報だけでなく、学生であった彼からも聞いて愕然。 夏に帰国すると就職戦線に遅れて不利。誰がそんなデマを?いや、もし一部本当だとしたら、そんな会社相手にしなければいい。そんな保身的、保守的な会社は生き残れるとは思えないし、入ってからどうせ狭い日本人だけの社会で生きるようなアホな経営陣でしょう。このブログでも何度もある意味怒りを顕にしましたが、「新卒」採用を条件にする会社は、もう罰してもいいのではないかと思うくらいです。
社会的成功は、誰の物差し? 武道と同じ・・他者と比べるより、昨日の自分と比べる。自己責任の達成感を目指す。
若い人々には、自分の人生の詩は自分の手で描く気概をもって生きて欲しいと思います。「夢」を人に託すと「儚い」になります。自分の夢は自分の手で勝ち取らないと。
同時に出来たときには、多くの人々、自然、物などに助けられている感謝の気持ちである「お陰様」の心を忘れずに・・・挫折や失敗もその先の成功のために与えられる試練でしょう。それを感謝できる気持ちが出ているときにはきっと何かを達成し始めている、達成できている時かもしれません。
FBでもありました。 YesterdayはHistory。TomorrowはMistery。TodayはPresent。現在のPresentの意味にはもう一つGift(贈り物)の意味が。今日という贈り物に感謝して、一生懸命頑張る。日々是好日。
若い人々から刺激と元気をもらった昨晩の夕食でした。お陰様で爽やかな気持ちをいただけました。
頑張ってください。AK君。
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Posted at 2011-05-23 21:53
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Posted at 2011-05-25 22:37
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