日本のTV番組で年金問題解消の一手として、政府は企業に定年退職を規定というかガイドラインの変更を下記の3つのどれかを選択することで指導していると知りました。現実的には机上の空論と思います。
1)定年退職年齢を60歳から65歳に引き上げる
2)60歳一旦退職、再雇用契約する。契約は1年更新
3)定年をなくす
まず3)は理想ですが、目先の10年の対策としては現実的ではないと思います。年功序列制の給与体系であった会社。60歳定年後の給与体系を新基準スタートできるなら道はあります。でもそれって2)に近くなるでしょう。年俸制、実力主義制でないと難しい?しかし、そうした給与体系は、文化背景もあって日本に根付くかは大きな疑問。あと職種、内容によって実力主義査定できない部署もあります。
2)個人的はここ10年の緊急対策として自分が経営者だと選ぶ選択肢。しかし、再雇用条件内容は案外厳しいかも。大企業のように関連会社の受け皿があればいいかもしれませんが、そうした天下り雇用は限界というか好転材料にはならない。
1)できる企業は多いにするべきでしょう。しかし、若者雇用にブレーキがかかる恐れもあります。
結局は、4)自分で再雇用口を探す。独立して何かをはじめる。そのためには定年まで待たずに行動起こす。案外、アジア諸国や独立して何かはじめている若者とのコラボも新しいビジネスの在り方として50代以降の生き方かもしれません。
滅私奉公で会社人間的な人生を30年近く過ごしていると、感覚的にも考えられないオプションかもしれません。しかし、20、30、40、50代と就職、転職、独立を経験した私から言わせてもらえれば、年齢関係なく、変わるときは怖いものです。
最後は損得でなく、自分の人生を謳歌するためにはどちらが良いか「直感」に近い自分の心に従うのが正解かもしれないと思います。
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Posted at 2012-03-18 21:28
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Posted at 2012-03-19 07:34
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