好物から先に食べる
Nov
3
今週の出来事や最近感じたりしたことについての独り言
幼少の頃、食事に好物が出た場合には一番最初にそれを食べたほうですか?
それとも楽しみに取って置いて一番最後に食べたほうですか?
自分は後者が多かったように思います。まあ長男で下が妹2人で食卓での生存競争は激しくなかったからかもしれません。
家族構成によっては、すき焼きの夜などは大変だったのではないでしょうか(笑)
ところで、今週ニューヨーク出張に妻を同伴しました。仕事に妻同伴なんてありえませんでしたし、妻との2人旅は気がつくと結婚して初めてでした。
実は今春結婚25周年でしたが、実父の他界でそれどころではありませんでした。妻も日本に4ヶ月戻って献身的に実家で尽くしてくれました。彼女に対する感謝から初めて出張に同伴し、2人でニューヨークを楽しもうという計画でした。
3日目最後の土曜日は、朝早くから起きて観光バスに乗って、アップタウンからハーレム見学。途中メトロポリタン美術館前で下車し、セントラルパーク内から5番街、ロックフェラーセンター、セントラル駅、ブライアント公園を通ってタイムズスクエア周辺までずっと散策しました。明日はニューヨークマラソンとあって、街中はゼッケンつけた練習する人々の姿も眼にしました。
半日5時間近くは歩いたでしょう。
2人ともクタクタに歩き疲れてきてフッと思いました。
老後の楽しみに旅行を取っておこうなどとはとんでもない!っと。
その頃は身体が言う事を聞かず、食も細く、旅先で散策し、美味しい物に舌鼓を打つことはおぼつかないかもしれません。
「欲しがりません勝つまでは」
は戦時中の言葉で、今の若い人は知らない人が多いかもしれません。日本人の辛抱強さを表していると思います。幼少の頃から我慢することを教わって育ちました。この連載で前に触れた「よそはよそ、うちはうち」で箱に詰められて裏山に捨てられてからでしょう。 贅沢は敵というか親にねだるなどはありえませんでした。
話しは随分と横道に逸れましたが、
「好物から先に食べる」は
「好きな事から先にする」
とも言えます。
しかし、物事には旬というものがあります。
その時するからこそ意味深いものにもなる。
まあ青春時代の恋なんかが良い例でしょうか。
人生における優先順位もそうあっていいのかもしれません。
自分を鍛えることも大切。それと同時に人生を謳歌することはもっと大切。
そのために自分を鍛えるのでしょう。
無鉄砲も時には武器です。
直感に従い、自分を信じるということは大切です。
我慢も美徳ですが、お腹が空いている時に食べる好物は、空いていない時に食べるより何倍も美味しいはずです。
お金や時間がなくても、ちょっと背伸びすれば出来ることも多いはずです。
起業や転職を悩んでいる人、
思い立ったが吉日です。
会社にずっと仕えてきた人々、
これからは好きな事をして生きる我がままもいいのではないでしょうか?
たった一度の人生ですから。
■ 回想録 #41「交渉決裂」
今日までの葛藤や思い出に残る回想録。転職、起業などを志す人々への情報やエール
今週は随感記の続編として、ニューヨーク出張時のビジネス交渉について。
クライアントの代理で契約交渉。相手はユダヤ系アメリカ人。
初日であと一歩。それが2日目、最後の最後になって再び暗礁に乗り上げました。
「この契約はなかったものにしよう!これで貴方達とのビジネス関係も今日で終わり。私のクライアントとのビジネスだけでなく、私との関係も今後はないものと考えて欲しい。」
と席を立ち上がり帰ろうとしました。..........
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Posted at 2013-11-03 23:48
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Posted at 2013-11-04 17:23
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