Beyond COVID-19 流通編
Mar
19
日銭が入ってこなくなると1ヶ月も保たない商店や会社も出てくるのではないでしょうか? いや、時給で勤務している人々にとっても死活問題。しかし、一方では配送関係者を急募している米国アマゾン。
O2Oという言葉がIT業界ではあります。OnLine-to-OffLineの略です。
ネット購買者(オンライン)をどうやってオフライン(実店舗)に足を運んでもらい買い物をしてもらおうかというマーケティングです。しかし、今回のコロナウイルス騒動でますますオンライン購買へのシフトが加速されたり、今までオンラインショッピングしていなかった消費者が、今回がきっかけで始める人も増えると思います。
実店舗でビジネスが立ちいかなかくなるとこの騒動が終わっても復活が困難な店舗が出てくると心配しています。一方、アマゾンの急募に見られるように流通がますますオンライン購買に流れる。そうなると空き店舗が増える=街の治安、利便性などにも影響が出るでしょう。
さて暗い後ろ向きの話はヤメて、これから何を準備したらいいかを考えていく必要が個人レベルでも大切だと思います。明日の結果は、今日の原因という「善因善果」の法則に則って、明日のための準備をすることが大切。そういうビジョンを持っていい波を作りませんか?
オンラインビジネスは、如何に効率的(廉価で、簡単で、迅速に)にサービスを拡大継続するかが大きな課題になります。そうなるとスマート流通の波が一挙に押し寄せるでしょう。それは、アマゾンや楽天の大企業がやることなのか? 全国規模や国を超える場合はそうでしょうが、地方や街単位ではどうでしょうか?いわゆる最小クラスター単位での流通は、地元に根付いている商店や業種を超えた協業で創り出すことができると思います。
例えば、タクシーは人を運ぶのであって、荷物を運ぶことは許されていません。でも車社会の田舎であればあるほど、乗車の回転率は悪く空車が多い=運転手は時間が空いている。一方、商店街などは配達したくても車や運転手がいない。いや酒屋さんなど一部は業務車両がある。そこでタクシー会社と連携する。そうなれば、最小単位の商店街、道の駅レベルのアマゾンのようなビジネスは可能です。
O2Oの逆版ですね。つまり、オフラインからオンラインビジネス進出を協業でする。餅屋は餅屋に任せるアメーバー経営です。
無線技術、認証技術、ブロックチェーン技術など既にある技術とソリューションを持って、流通革命が加速されるのではないでしょうか?それは大手企業だけができることではなく、地方、街単位でもできることがあるチャンス到来のbeyond COVID-19かもしれません。行政を下から突き上げる勢いというか元気を出さないといけないですね。
Beyond COVID-19。終息してからでは遅い。今から危機をチャンスに変えるポジティブ思考の仲間同士でブレストを進めながら、チャンスをものにしていきませんか?土地活用として倉庫業をどうしよう?って思っている人々にも大きなチャンスだと思います。
物売りの時代は終わり、こと売り(ソリューションやサービス)を届ける時代です。所有からシェアする時代とも言われる生活様式が出始めると共に社会インフラは変わっていきます。
徒然第一弾は流通でした。