京都の祇園祭山鉾のタベストリーにある中東や聖書の物語のような図柄でアレっ?と思った記憶が遠い昔にありました。そこに最近、なぜか急に古事記や日本書紀に興味が出たり、神道が気になったりしていた矢先に出会ったのがこの「アマテラスの暗号」という本。 日ユ同祖論は時々耳にし、語源や前述の祇園祭やヘブライ語に共通してみられる言葉に何故だろうという単純な疑問というや好奇心がありましたが、その疑問にストレートに打ち返してくれたのがこの本でこの2日で一挙に読みました。 神道、キリスト教、天皇、日本、ユダヤ・・・・の宗教歴史などについてフィクションととるかノンフィクションとしてこの本を捉えるかは個人の裁量の範疇ですが、日本人とは?に興味・好奇心のある方には是非手にしてみてもらいたい一冊です。 アマゾンプライムに入っていたらKINDLE版は無料で読める歴史ミステリー。最近読んだ本ではお勧めNo.1に入ります。 戦後教育で我々日本人は、宗教・文化を強制的に捨てさせられてきたと思う一人ですが、公民館が神社の代わりにする日本人の弱体化なども然もありなんと感じたりもしました。 単なる歴史ロマンミステリー小説に止まらない、日本人覚醒につながる本になると思います。あとがきまで含めた著者の思いにも是非目を通してみてください。そして、映画化、アニメ版にもなって世界中の人々にも知ってもらいたい内容です。