UWビジネススクールの授業で起業コンテストが進んでいます。その一貫でVCと成功した起業家を呼んで、資金調達のためにエンジェルにはどういう提案書を作成するかのクラスがありました。大学院生だけでなく、一般にも公開され、ゲストスピーカーに興味があり、ネットワーク作りかねて今夕、大学を覗いてみました。
授業は夜6時からのスタートなのに教室は一杯で後ろには床に座っている学生も10名位いました。といっても教室一杯で100名弱位でしょうか。
10分間という制限時間でどういう流れで、何を押さえて発表するべきか?
またその発表で注意する点などのアドバイス。
積極的に学生からも質問が出たりした90分間でした。
これじゃあ・・・社会に出る時点で日本の大学生は遅れるのでは?最近の日本の大学カリキュラムを知らずに無責任には言えませんが、実社会に即した勉強をUSAのほうが学校も本気で教えているのかも?今のうち失敗しろ!と起業家もハッパをかけていました。学生時代にどんなことでも起業してみて実際に体験しろ!っと。そのために事業計画を作ってみろということですね。
経済学部だ、商学部だと分けれている日本はすでに世界から取り残されているアカデミックな分野もガラパゴス化しているのかもしれません。
大体、就活で新卒だ、面接マニュアルというかそういうクラスがあるなんてナンセンスでしょう。表面だけ取り繕うのでは、実社会というか国際社会で日本人は益々置いて行かれると思います。
ちなみに10分間で網羅する提案資料項目は、下記のとおり。 確かに最低限必要に網羅することですし、ストーリー性もいいと思います。
1) Introduction
2) Problem
3) Solution
4) Market Size
5) Customers
6) Market Strategy
7) Business Model
8) Competitors
9) Management
10) Financial
政治、経済だけでなく学問も海外から見ると日本がどうも狭い国のなかでしか通用しないことばかりやっているように見えて心配です。
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