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仮想と現実世界の狭間にて
アマゾンが仮想旅行のサービスを始めましたね。基本的にはAmazon Primeで視聴できるというものですが、その先の戦略と世の中へのインパクトについてちょっと予想というか夢想してみたいと思います。
今の僕の原点は、案外小学生時代に日曜日の午前中に観ていた「兼高かおるの世界の旅」にあるかもしれないな〜と思うことが最近あります。幼少の頃の憧れというか刷り込みというか。それほど映像通しての影響は大きいものがあると思います。現在TV番組でも質のいい旅行番組は散見できますが、今後スポンサー・広告収益難に益々直面するTV局にとってそうした番組が制作できるかどうか?が残ります。
若者のTV離れの一番大きな要因は、ネット配信はいつでもどこでも好きな時に視聴できることにあります。その流れは世代交代と相まってとまらないでしょう。ということはTV番組の視聴率低下、年齢層は一部高齢者となるとスポンサーが集まらない=番組制作成り立たない。
NetFlixなどと違って、このサービスは、月額制もあるけど、番組ことにレンタルビデオ感覚で手軽に視聴できるモデルが一つあります。その先には間違いなくAR・VR配信も控えているだろうと想像しています。
放送という放り投げる送りっぱなしという配信の時代の終焉ですね。
これから5年後には今のTV番組表は大きく変わっている気がします。
皆さんは何を期待されていますか?
シアトルに出来たAmazon Goは、手ぶらで買い物できる。人を全く介することがないIT技術の最先端の解というか方向性を示して話題になりました。
最近の若い人々には、店員に話しかけられるのを嫌がる人も多く見てるだけ・・をそのままにしているのであれば、単なる商品陳列ですから高い人件費、経費をかけて店舗を持つ意味はなくなります。
NIKEの挑戦は、IT技術を使い、1対1の接客の質を上げるところにあるとすれば、これが有店舗販売の目指す方向性だと思います。それは下記のインタビューコメントに現れています。
“We recognize the way digital is changing how consumers get inspired, connect with brands, and purchase products,”
つまり、最後の商品購買・・・店舗で見てネットで買うというよりそのまま店舗で買ってもらえる確率をどうして上げていくか? Amazon Goのような食品ストアも一つの方向性ですが、最近、米国でもなぜ蚤の市が流行っているのか?そこで農家が直販している野菜、果物、加工食品に人々は集まるのか? 自然回帰というか本来あるべき姿を忘れないようにすることにビジネスの基本があるかなと感じます。
参考記事:
‘Not like Amazon Go’: Nike debuts high-tech store that removes friction but keeps human connection by Geekwire
アマゾン新本社社屋 The Spheres
Jungle City 4/23記事より転用
ちょっとシアトルを離れて戻ってみるとその短期間の変化に目を見張るものがあります。建設ラッシュの続くシアトル周辺。オフィスビルの代表格としてはアマゾン本社のThe Spheresがシアトルダウンタウンの新名所になりそうです。
建設ラッシュは何もオフィスビルだけでなく、ライトレールという空港からシアトルダウンタウンを結ぶ電車路線がさらに北と東に伸びていきます。完成すれば多少は渋滞が緩和されるかもしれませんが、すでに朝夕のラッシュアワーに限らず慢性的な渋滞が始まっているシアトル界隈です。通常湖の東湖畔地区(East SideのBellevue市やKirkland市)からシアトルまでは車で15分の距離ですが、1時間もかかることも珍しくなくなりました。
そして供給する住宅が足りないことから、売り家は2−3日で即売の状況だと聞きます。そこにチャイニーズマネーが入り、現金で買いながら価格上昇に一役買っているようです。不動産価格も5年前の倍以上になっているのではないでしょうか?
カリフォルニア州からGoogle, Facebookなどからのオフィス移転が続く一方、制裁ニュースで話題になっている中国からはアリババやHuawaiもすでにシアトルに進出してきています。
AIの世界的開発拠点となっているシアトル。ITでも半導体やハードウエア中心だったその名の通りのシリコンバレーに対して、ソフトウエア開発の拠点のシアトル。クラウド、BI, AIと移行する過程でIoTソリューションも射程距離でしょう。マイクロソフトもhttps://azure.microsoft.com/ja-jp/resources/videos/microsoft-ignite-2017-enable-edge-computing-with-azure-iot-edge/">Edge Computingへとシフト中。
みんなで渡れば怖くない的にシリコンバレー詣が多い日本企業やビジネスパーソン。シアトルも大いに注目に値すると思うのは、シアトルに拠点を持つものの半官びいきでしょうか?
アマゾンがまたやってくれました。
スーパーの将来像。もうレジに並ぶ必要もなし=レジ係もいらない。
IoTソリューションの一種かと思います。
人口減少=労働力減少=国力低下と日本でニュースを観たり、評論家でそうした危機感を煽る人がいますが、果たしてそうでしょうか?
ロボティックスというのは、何も鉄腕アトムというかSoftBankのペッパーのように人間のような形をしている必要はありません。経理で使っているエクセルや銀行通帳のダウンロードから自動仕訳やこのAmazon Goのような自動化もロボティックスの具現化だと思います。
IT化は、何もコンピュータ産業だけではなく、こうしたOLD ECONOMYへの波及が一番期待されていると思います。何を隠そう、AMAZONのビジネスは2000年近く前からある運送業に他なりません。
建築、農業始め、自分たちには関係ないと対岸の火事のようにボーとして忘れて、心をしっかり留めてビジネスに望まないと「忘」れるから「心」がなくなると「亡」びることになりかねませんからご用心!
Amazon HQ on 5/26/2016
Amazon HQ is under construction at downtown Seattle.
Amazon New Office at Seattle downtown
My photo was not so good but you can now find some latest photos from the following news site;Amazon giant Seattle Biospheres
シアトル宇和島屋の宅配サービスby Amazon Prime
Bite Deliveryの看板があったお店。
ここの商品は宅配可能だということ。
ガラスに反射して写っている私は無視してください(笑)
随分前にも触れた昔の日本の日常生活風景。
「こんちは! 奥さん、今日は何かありますか?」
「ああ〜ちょうどよかった。お醤油が切れるから今度お願い!」
何ていうのが醤油屋さん、酒屋さんなどと日常的に会話があった昔。1960年代は、まだまだ山口の地方まで富山の薬屋さんが1年に1回の置き薬の訪問販売。1年間使っただけ支払い、補充して帰る。集金はまた1年後。その時に貰える紙風船などが嬉しかった記憶があります。
20年近く前。インターネットが言われ始めた頃。
IBMのホームページビルダーで自分の店や仕事を紹介するウエブサイト作成の勉強会を商店街有志で始め、酒屋さんなどと提携して宅配企画しました。当時、参考にしたのが京都錦町商店街のファックスサービス。しかし、力不足で頓挫というか時代が早すぎた?
そして、時は21世紀に入った2016年。
注文して2時間後には配達というAmazon Freshの宅配が他社商品も扱い始めました。今週始まったのが、シアトル老舗の日本食料品店「宇和島屋」がAmazon Primeで宅配開始。シアトルではBiteSquadという会社が同様の宅配サービスを始めています。
もうじきドローンなのか、無人自動車なのか?
新しい宅配サービスと自動化の時代に世の中に突入し始めた時の潮目。
ITという技術からUX(顧客経験)にビジネスの解があると言われる昨今。
IT は自分に関係ないと思わず、どんなサービスがあるといいか考えて、それをその方面の人に相談することで何か突破口が見つかるかもしれない。いや新しいビジネス創造ができる面白い時代です。
ただし、AIやロボットの鑑になるように我々(人間)の品格が問われているのも確か。単なる儲けに走るのではなく、人の笑顔を見れるにはどうしたらいいか?
それが本当に目指すUXだと考えます。
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