最近ブログで「シェア」自体のことに再び触れていますが、それをビジネスとして可能にさせる管理ツールは、IT技術になります。
IT自体が商品、サービスとして成立したのは1980年代。これからはITを道具として現在あるビジネスモデルを発展させることで新規ビジネスがまだまだ産み出せると思います。
つまり、IT業界の鎬を削るスピード感あるビジネス戦争というか切磋琢磨は、自分達には無関係ではない。対岸の火事ではないということですね。一番の危機は日本の金融業界にすでに来ていると思います。
第6次産業という新しいビジネスの共創が可能で夢があるのではないでしょうか? 農業も農家が消費者から完全委託(事前予約型)の直送販売ビジネスも農産物ができてからではなく、作物する前からできるのでは? 栽培のノウハウをネットで販売提供して、家庭菜園の新しいかたちも期待できるのでは?
などと色々な案が駆け巡るのですが、前述の通り一人や一企業、一農家などではできない。餅屋は餅屋が集まるアメーバ組織の共創で可能になるビジネスだと考えています。
80年代後半、ある会食の席で当時京セラ会長(いやまだ社長?)であった稲盛さんから言われた「アメーバー経営」。本にもなったりして多くの人々がご存知だと思いますが、すでに四半世紀前から言われていた事です。先見の明ですが、その時のアドバイスがずっと頭の隅にあり、EnLinx Partnersの立ち上げのコアモデルになったのは稲盛さんの当時のアドバイスのおかげです。
そして、造語として言い出した「共創」も気が付いているも最近よく見かける言葉になっています。21世紀はシェア、共創の時代の一面があると思うこの頃です。
自転車のシェア時代
ファミリーマート前で発見
シアトルでBMWが始めたReachNowのレポートを2年前に挙げていますが、中国でも取り上げられていた自転車のシェアが日本でもメルチャリとして浮上。
まだ使ったことはありませんが、デフレで年収が下がってきた昨今の日本の背景も影響して、特に若者の間では所有することからシェアに対するサービス拡大が今後も色々と出てくると思います。逆に言えば、そこにビジネスチャンスがありますね。
ReachNowについてこのブログでも過去2−3度書き留めていますが、初めて私自身が体験したのは2016年春でした。
今年3月にはダイムラーが行なっているCar2Goとの協業も発表。
シアトル市内のいたるところにReachNowのBMWが駐車されていますが、これもスマホアプリで検索して、一番近くにある車を予約。
今度はその予約が1週間前から出来る。そして、2nd waveとしてReachNowを運転している人とのシェア。つまりタクシーを拾う(HAIL)するようにしてのシェアのようです。
参照記事
GEEKWIRE7月17日記事
シアトルに出来たAmazon Goは、手ぶらで買い物できる。人を全く介することがないIT技術の最先端の解というか方向性を示して話題になりました。
最近の若い人々には、店員に話しかけられるのを嫌がる人も多く見てるだけ・・をそのままにしているのであれば、単なる商品陳列ですから高い人件費、経費をかけて店舗を持つ意味はなくなります。
NIKEの挑戦は、IT技術を使い、1対1の接客の質を上げるところにあるとすれば、これが有店舗販売の目指す方向性だと思います。それは下記のインタビューコメントに現れています。
“We recognize the way digital is changing how consumers get inspired, connect with brands, and purchase products,”
つまり、最後の商品購買・・・店舗で見てネットで買うというよりそのまま店舗で買ってもらえる確率をどうして上げていくか? Amazon Goのような食品ストアも一つの方向性ですが、最近、米国でもなぜ蚤の市が流行っているのか?そこで農家が直販している野菜、果物、加工食品に人々は集まるのか? 自然回帰というか本来あるべき姿を忘れないようにすることにビジネスの基本があるかなと感じます。
参考記事:
‘Not like Amazon Go’: Nike debuts high-tech store that removes friction but keeps human connection by Geekwire
1979年2月 開祖法話
昨年夏カリフォルニア州サンマテオ市で、少林寺拳法創始70周年記念の世界大会(4年に1度)を開催されました。そして、秋には本部でブルースカイキャンパスという一般公開のイベント。
その両方を武術関連のドキュメンタリーフィルム作成としては毎回素晴らしい作品を提供してくれるThe Empty Mind Films社の協力で記録ドキュメントが撮影され、今日そのダウンロード版が発表されました。DVD版は1週間後になると思われます。
70周年のテーマが「架け橋になろう」
次世代に残すためのドキュメンタリーとしてだけでなく、一般の方々にも「少林寺拳法って何?」を理解していただくにはとてもいい作品に仕上がっていると思います。
少林寺拳法70周年記念ドキュメンタリーフィルム
今回、この作品作成には当初の企画、翻訳、編集一部までボランティアで関わらせて頂きましたが、人との出会い、縁、情熱など色々な刺激を頂き、この機会に関われたことを感謝しています。
日本武術については下記の作品がお勧めです。
エピソード1 空手
エピソード2 空手
エピソード4 柔道
エピソード5 剣道
エピソード6 なぎなた
エピソード7 少林寺拳法
ジョブズ後継者であるテイムのMIT卒業式におけるスピーチです。
「バカにする奴はほっておけ!」
高校2年生の夏の頃でした。いわゆる大学受験の在り方というか何の為に勉強しているのか?自分の人生ってどうなのか自問し始めていた頃にハマったのが司馬遼太郎の「花神」、「峠」、そして「竜馬がゆく」に繋がる幕末小説でした。同じ年齢の青年が、国のために命をかけて動いている。自分は何がしたい?
その頃に部屋の壁にかけていた言葉が、坂本龍馬の
「世の中の人は何とも云えばいへ 我がなすことは 我のみぞ知る」
でした。そして、最近自分が身近に感じている言葉が高杉晋作と野村望東尼の句
「おもしろき こともなく世を おもしろく すみなすものは 心なりけり」
自分の人生だからこそ、自分が主人公でないといけない。
親の人生でもなければ、ましてや会社のものでもない。他ならぬ自分のもの。
最近、スポーツや武術では体幹の大切さがよく言われます。
人生の体幹は他ならぬ自分自身。そのための自分探しが人生の軌跡なのかもしれないと思うこの頃です。
参照:
TABI LABO記事
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