最近のアメリカの家の壁は壁紙ではなくペイントされているのが主流です。 ペイントだったら自分でもできるという方も多いと思います。 実際私も自分で壁を塗ったことがありますが かなりの労力でした。 Home Depotなどのペイントコーナーに行くとたくさんのカラーサンプルがあります。 色はコンピュータで配合されて作られます。 白いペイントでもいろいろな種類の色があり、 また同じ色でもペイントの種類によって見た目や目的が異なります。 今回はペイントの種類について説明します。 アメリカのインテリアペイントは大きくわけて6種類があります。 1)Matte Paint (Flat Paint) これは内装塗料の中で最も一般的です。仕上がりに輝きや光沢がなく、壁や天井に最適です。簡単に塗れるのですが 綺麗な仕上げをするには最低でも2度塗りが必要になります。 欠点としてはすぐに汚れがついたりするので 定期的なタッチアップペイントが必要になります。 2)Matte Enamel これは Matte Paintとよく似た仕上がりになりますが より耐久性があり、簡単な汚れは布で拭き取ることができます。 子供がいる家や レンタル物件などに適しています。 3)Satin これはよく聞く内装塗料の一つで 仕上げは MatteとGrossの中間くらいで ソフトな仕上がりになります。 ただし壁に修復のあとがある場合は使わないほうがいいです。 定期的に壁を掃除する必要がある地域やご家庭には理想的です。 4)Eggshell これはSatin Paintほど表面がスムーズではありませんが 非常に微妙ですが光沢はあります。 そのため Matte Paintのように2度塗りする必要はありません。 5)Semi-Gloss このペイントは一般的な内装塗料で壁よりもドアやトリムによく使用され 壁に使用する場合はキッチンやバスルームなどに使用されます。 仕上がりはGloss Paintに比べると光沢はすくないですが 洗剤と水で簡単に掃除することができます。 EggshellとSemi-Gloss Paintは通常Matte Paintよりも少ないPaintで塗装することができます。 6)Gloss このペイントもMatte Paintと同様に最も一般的な内装塗料です。 壁にすると仕上げに光沢がありすぎるので 部屋などには使う人は少なく、木工用(ドア、ドア枠、モールディング、ベースボードなど)に使うことが多いです。Semi-Glossより光沢があるので 2度塗りが必要になります。 光沢のある塗料は乾燥するのに時間がかかります。