不動産売却で得る利益にかかる税金をキャピタルゲインタックスと呼びます。 キャピタルゲインタックスの計算に必要な数字 1 売却経費 エスクローのクロージングの際にもらう Seller`s final statement またはSettlement Statement と呼ばれる書類で 売却価格の経費が詳細にリストされています。す。 この書類は税務申告の際に必要とされますので大切に保管しておいてください。 2 ベース(コスト基準) 購入した時の価格 または その後の税務申告により減価償却された額がベース(コスト基準)として使われます。 3 改築費用 購入してから売却までの期間に屋根、外壁、キッチンやバスルームのリモデルなど修理ではなく改築により不動産価格を上げたと思われる費用はここに加えることができます。 例えば 購入金額が $200,000、改築費用が $100,000、売却価格 $700,000、売却経費 $40,000 $700,000(売却価格)ー $40,000(売却経費)ー $200,000(購入金額)ー$100,000(改築費用)=$360,000 この$360,000がキャピタルゲインタックスになります。 この家が過去5年のうち2年間 主住居として使用していた場合は 一人$250,000までのピタルゲインタックスの控除が受けられます。夫婦の場合は$500,000 になります。 これが貸家として使用していて一度も住んだことがない場合はこの控除は使えません。詳しくは会計士さんにお問い合わせください。