見たい景色を見るために
Mar
5
オンリーワン営業コーチわきさかふみこ
です。
学生時代の私は
スポーツも勉強も頑張るのに
どれだけ頑張ってもトップになれなくて、
いつも2番手や3番手、それ以下。
「やったあ!一番だ」
言ってみたかったのですが、
努力しても報われない人も居て
それが私なんだと思って拗ねていました。
何処かで一度はトップになりたい気持ちを
ずっと抱えて大人になった私は、
営業職を選び、
ガムシャラに働きました。
営業の仕事はやり甲斐がありました。
自分が動いた分だけ成果が出て、
成績が良いとお給料も上がるので
モチベーションはどんどん上がりました。
晴れてトップセールスの仲間入りを果たし、
喜んだのは束の間、
一番の景色を味わう余裕はありませんでした。
次もトップに立とうとすると
それ相当の努力が必要になり
休む時間はなかったのでした。
追う側から追われる側になって
見えないプレッシャーと闘う事になりました。
「トップだから出来るよね?」
「トップなのに知らないの?」
絶対に陥落出来ないプレッシャーとの闘いは
無言の圧力。
トップの辛さを垣間見ました。
トップ集団の中では
同じ会社の仲間でありながらライバル同士、
口には出さなくても
お互いに負けたくない気持ちは
良いプレッシャーとなって
次に向かう原動力になりました。
トップになれたから感じる事ができたことです。
人によっては
トップを目指さずに
第2集団の「そこそこの位置」が
心地いい場合もあり
みんながトップになりたい訳ではない事も
大きな学びでした。
みんな、みたい景色はそれぞれ。
本音は隠してる事が殆どです。
営業だから一番にならなきゃいけないのではなく
どの立ち位置が一番心地いいのか、
誰かの真似ではなくて
自分はどうしたいのか、
自分と対話してみませんか?
追うのがいい?
追われるのがいい?
第二集団でずっと同じペースがいい?
それとも…?