言葉はナイフ
Mar
18
オンリーワン営業コーチ
わきさかふみこ
です。
言葉のチカラは
良くも悪くも偉大です。
勇気や元気を与えてくれて
一歩を踏み出すきっかけになる事もあれば、
鋭いナイフのように
相手を傷つけてしまう事もあります。
相手から言われて傷ついた言葉は
いつまでも覚えている、
そんな経験ありませんか?
何気なく言った言葉で相手が傷ついた場合、
言った方は、ほぼ無意識なので
相手が傷ついた事には
相手から申告がないと気づく事はできません。
でも、言われた方はずっと覚えていて、
相手が謝るまで許さない、なんてケースもあります。
(この場合,相手が状況をわかっていない事が多く,ずっと平行線になるパターンです)
つい先日の私の経験です。
効果はイマイチだったけど最善を尽くした事に
第三者の口から出た言葉は
「効果がない事をするのは時間の無駄、
もっと違う事をすべきだった」
でした。
この方は
私を不愉快にしたり、
傷つけてやろう、
なんて悪意はなくて
単に効率化について
アドバイスをしてくれたのかも知れません。
でも、
この言葉に私は少なからず傷つきました。
私が最善を尽くして取り組んだ事には
深い背景があったのです。
勿論、この第三者は背景は知りません。
「効果がイマイチだった」現実が見えているだけ。
この時は
傷ついたと同時に
大きな学びを得た瞬間でした。
目の前の見えている事だけで判断して、
不用意に言葉にしてしまったなら、
とんでもない間違いをするかもしれません。
私も同じように
いつ相手を傷つけてしまうか、
わかりません。
言葉はナイフ、
見えている目の前の事実を
自分自身が理解できる大きさに整えるために
質問をして相手を理解しながら、
一歩が踏みだせる勇気になる言葉を
一つでも多くかけていきたい。
そんな事をしみじみ感じたのでした。
春の彼岸の入りは年度末の入口。
忙しくなり時間の余裕が少なくなると
気持ちの余裕も少なくなり、
口から出す言葉への
集中力が欠けてしまいがちになります。
だからこそ言葉はナイフ。
リンゴを食べやすい大きさに切りながら
自分や相手も怪我をしないように
取り扱いにも注意したいものです。
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