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史湖です。
四半世紀前、20代前半だった私、
就職した会社で
男女平等に働けると思っていたら
現実はそう甘くはありませんでした。
私自身の20代は
恋も仕事も手抜きしないで
毎日を全力で駆け抜けていました。
仕事はやり甲斐を感じていて
「もっと頑張りたい」気持ちがありました。
恋も全力投球で
大好きな人と一緒になりたい気持ちが
強くありました。
私はどちらも諦めたくありませんでした。
普通に仕事を続けたいだけなのに
どうしてこんなに色々起こるのだろう?
やっぱり疑問でしかありませんでした。
結婚話が具体的になり
先ずは両親と相手の家族に
仕事を続けたい事を伝えました。
特に反対もされず難なくクリアできました。
次は上司や周りです。
結婚式の日程連絡、
結婚式後の新婚旅行の休みの申請と合わせて
「結婚しても仕事は続けます」と
ハッキリ伝えました。
思いもよらない追い風が吹いてくれました。事が
結婚しても仕事を続ける事を聞いたと、
水面下で応援してくれる女子社員が
何人も連絡をくれたのです。
「頑張ってください」
「応援してます」
一方では逆風にも遭いました。
上層部が拠点に巡回に来た時に
「結婚したら食事の用意は大丈夫なのか」
「家事と仕事の両立は一筋縄ではいかない」と
想定内の口撃も受けました。
現代なら「実践されてるのですか?」と
言い返すところですが
この時の私はそこまでの知識も度胸もなくて
ただ「はい、頑張ります」と答える事しか
できませんでした。
こうして私は無事に結婚、
名札も名刺もシャチハタも名前が変わり、
今までと同じ職場で変わらず仕事をスタート、
何事も順調に見えた矢先に
またまた大きな事件が勃発したのです。
それは…
私自身が妊娠したことでした。
いよいよ本丸の壁を越える時がやってきました。
が、その壁はとても分厚く高かったのでした。
〜明日に続きます〜
【タロットカード】
正位置 ワンド10
色々と抱え過ぎてませんか?これくらい、ちょっとくらいの事も、積もれば相当なボリュームになります。
気づいた時が手放し時、月も牡羊座に入って気分一新、身軽になれるタイミングです!
【今日の月 牡羊座】
月は気分を表します。天界を前進する月に今日の気持ちをなぞらえてみましょう。
月は5時46分に牡羊座へ
金星トライン
木星コンジャンクション
月は魚座から早朝に牡羊座へ。新たな気持ちで朝を迎えます。
やりたい事、言いたい事、新しいやり方で試行錯誤しながら実践していくタイミング!情熱的に熱くドラマティックに表現しましょう。
夜中の土星太陽オポジションに続いて、冥王星火星もトラインに。地道に積み上げてきた事や、元々持っている才能に大きなパワーが宿ります。直ぐに事態が動かなくても慌てずドッシリ構えましょう。
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史湖です。
今から四半世紀前のこと。
当時の職場は男性が7割を占めていて、
女性の先輩達は
結婚や結婚後に妊娠したタイミングで
みんな会社を去っていきました。
私が入社した時、
拠点内の事務仕事を一気にこなす
「出来るオンナ」の先輩は妊娠中で
3ヶ月後に退職が決まっていました。
みんなが先輩を頼りにしていて、
この人が居ないと拠点が回らない事が
新人の私にもすぐ分かったほどでした。
仕事に慣れてきたある日
思い切って
「お仕事、続けないんですか?」と
先輩に質問しました。
先輩はコップを洗いながら
「この会社に結婚してからも
仕事を続けてる女性は居ないよ。
前例もないしね」
と、淡々と答えたのでした。
大ショック。
ここでもまた
男女不平等の壁にぶち当たりました。
仕事を続けるのか。辞めるのか。
どうして女性は片方しか選択肢がないの?
仕事も育児も両方選べないのはどうして?
頭の中は疑問だらけでした。
女性が結婚した後も普通に働く事は
とても大変だということが
この時にやっとわかったのです。
会社で働く仕事以外にも
生活するには家事をする時間が必要、
何より子供を育てる大仕事があって
全てを網羅できないと仕事が続けられない、
今では夫婦で家事を分担するのも当たり前でも
四半世紀前はまだまだ女性の負担が大きくて
「仕事しながら子育てや家事は出来るの?」と
平気で言われる時代でした。
またまた、私の心に火が灯ったのでした。
「やっぱり納得できない」
今までの慣例ではなく
仕事を続けるかどうかは
本人の意思で選択できる職場にしたいと
心の中で強く思いました。
そのためには
先ずはずっと必要とされる人間にならなくちゃ…
そう考えた私は
更にがむしゃらに仕事をするようになりました。
まだ若かった私は
「変わりはいくらでもいるから」の洗礼を
受けていなかったのでした。
さて、どうなる?
続きはまた明日。
【タロットカード】
正位置 ソード9
情報過多だと感じたら、デジタルデトックスしましょう。自然の中でゆっくりしたり、喧騒から離れて空を見上げる、風を感じるだけでも良いですよ!
【今日の月 魚座】
月は気分を表します。天界を前進する月に今日の気持ちをなぞらえてみましょう。
月は魚座
天王星セクスタイル
海王星コンジャンクション
火星セクスタイル
冥王星セクスタイル
月は魚座。お盆はご先祖様や天国にいる大切な人からのメッセージを受信できる絶好のタイミング、耳を澄まして、心を無にしてメッセージを受け取りましょう。
月、海王星、冥王星、天王星、火星で地と水の小三角ができます。サイキックなパワーを味方にして夢を現実に近づける力技が使えます。信じて進みましょう。
夜が近づくに連れて土星太陽がオポジションに近づきます。真夏の太陽を真冬の氷が冷やします。物事は動かない反面、冷静に見つめ直すタイミングに使うと吉です。
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史湖です。
四半世紀前の職場は
男性比率が高く
私の所属していた拠点は8割が男性でした。
夏場は女性3人が交代で
「拠点全員分の麦茶を作る」仕事がありました。
拠点のメンバーは15名。
大きなヤカンでお茶を沸かして冷やしたら
給茶器へ注ぎ入れ、またお茶を沸かす…
容量の大きな給茶器を満タンにするには
最低3回ヤカンでお茶を沸かす必要がありました。
そして、1日の終わりに給茶器を掃除するのも
これまた大変な作業でした。
敷地内には自動販売機もあります。
女性の先輩に
この「仕事と思われていない仕事」は
全員で回せないものなのか
質問をしたことがあります。
彼女の答えは
「私達(女性)3人で回せば問題ないでしょ?」と答えにならない答えが返ってきたのでした。
結局、暑い季節に麦茶を作る謎ルールは
給茶器が壊れるまで更に3年続きました。
誰も疑問に思わない事が私の疑問でした。
そして、もう一つ課題を抱えていました。
お客様と長時間お話する場合に出すお茶のこと。
私が接客している時に店内に女性が居ないと
お茶が出ないのです。
説明の途中でお茶だしのために席を立ち、
お盆を持ったまま説明を再開していました。
この時、他にもお茶が出ていない方の分も
お茶を出していたので
何とも間延びした説明になっていました。
このやり方しか方法がなかったのです。
そんなある日、
いつものように説明途中で席を立ち
お茶を出そうとした時でした。
お客様から
「男性はお茶を出さないの?」
と指摘されたのです。
この時接客していたお客様は
某大手ハウスメーカーにお勤めで
商談の度に私が席を立ってお茶を出すのが
気になっていた事を打ち明けて下さいました。
このやり取りを聞いていた男性の同僚が
慌ててお茶を出した事を皮切りに
女性営業が商談途中に
お茶出しで途中退席することは
ぐんと少なくなりました。
このお客様から
「女性も男性と同じように仕事してるのに
お茶出しは女性がする、
みたいな変なルールが多いでしょ?
これを何とかしたいって思ってるのよね。
少しずつ一緒に変えていきましょう」
と言われたのです。
私が疑問に思っていたことを
同じように疑問に思っていた人に出会えた事は
心の支えになり
大きな励みにもなりました。
お茶出しが嫌いな訳ではありません。
来店された方にお茶をを出しながら
他愛もない会話を楽しんでいたので
苦ではない事は裏目に出る事もわかったのです。
誰でも簡単にお茶が出せるように
わかりやすい配置で物を置く工夫をしたり
商談に入る前に「お茶出しお願い」と
同僚に耳打ちしたり、
出来る事を始めるようになり
いつしか所長もお茶を出すようになりました。
(これは別の緊張感がありましたが)
人はひとりでは心細い事も
同じ思いの仲間がいる事が分かると
勇気を出せたり
行動に移せたりできます。
こうしと
お茶出しはみんなの仕事になり
疑問に思う事は
また一つ解決したのでした。
【タロットカード】
逆位置 恋人
いつもに比べると直感力が衰えています。即決しないで、周りの意見も参考にしましょう。
【今日の月 水瓶座→魚座】
月は気分を表します。天界を前進する月に今日の気持ちをなぞらえてみましょう。
月は3時43分に魚座へ
水星オポジション
月は魚座。12星座の一番最後の魚座は、全てを赦して広い海で溶かしていきます。
夜が近くなるにつれて水星とオポジションになるので、人の役に立つ事に関心が向きます。「自分には何も役立つ物がない」と感じたなら、身近な人に共感する事から始めてみましょう。
太陽、天王星、火星、土星に蠍座のドラゴンテイルも繋がる不動宮グランドクロスは続きます。現実の物事が進まない代わりに、想像の世界的では無限大に活動できるので、なりたい自分をしっかりイメージしておくのも、動けない今の過ごし方になります。
#アストロタロット®︎#アストロタロット®︎リーダー#アストロノート®︎認定講師#占いは運気予報#小さな習慣化で人生を大きく変える#今日のタロットと月の動き#お日様みたいに輝く人生を送ろう#運気予報で準備万端#今日を気分良く過ごそう#コーチ探せる#土曜日の占い#魚座の月
史湖です。
四半世紀前、
自動車販売会社で
BtoCの営業担当だった私。
全然、男女平等じゃない、
お茶だしは女性の仕事みたいに言われ、
それでも営業目標は男女平等に課せられ
今なら「なんでやねん」と
ツッコミたくなるような環境で
仕事をしていました。
お客様の来店は多く
店舗の成績も悪くない。
私も成績は良かったので
毎日は忙しくても充実感がありました。
その年は2-3月にとびきり沢山のクルマが売れ、
4月は営業担当それぞれが
納車をするのに必死でした。
月末からゴールデンウィークが始まるので
それまでに納車を終わらせようと
みんな必死でした。
沢山クルマが売れた翌月は
あまりクルマが売れなかった事が
私たちには「当たり前」だったのですが
所長やもっと上の人は
その事を良くは思っていませんでした。
ゴールデンウィーク休暇を翌日に控えた
4月のある日、事件が起こりました。
ショールームや工場の戸締まりをして
長期休暇に入る用意をし始めた時に
営業担当全員が事務所に集められ
怖い顔をした所長から言われたのは
「明日もお前たちは仕事に来ること」
でした。
4月の成績が良くなかったので
クルマが売れるまで休むな、
というような事を言い出したのです。
就社2年目の後輩が泣きながら訴えました。
「もう予定も入ってるので無理です」
彼女の4月の実績はゼロでした。
そんな後輩に所長は
「予定は変えれば仕事にこられるだろうが」
「数字も出さない奴が文句言うな」
言い放ったのです。
あまりの酷さに
思わず私は言い返しました。
「急に予定を変えるなんて無理です。
みんな明日から休むために納車を終わらせて
頑張ってきました」
4月にも数台クルマを販売していた私は
所長に堂々と言ってやったつもりでした。
が、返ってきた言葉は
信じられないような言葉だったのです。
「平社員の分際で偉そうに言うな。
意見を言いたけりゃ出世してから言え」
理不尽すぎて言い返す言葉が
見つかりませんでした。
今のような「ハラスメント」と言う言葉が
まだなかった時代、
自分でどうにかするしか術がなく、
淘汰され職場を去る沢山の仲間を見送りました。
トップセールスでも
役職がないと何にも言えないなんて…
悔しすぎて
帰宅途中のクルマで思い切り泣きながら
強く思ったのは
「偉くなって堂々と意見を言ってやる」
そのためにはトップセールスになり
トップの位置を守り続ける必要がありました。
この日から
私の新たな挑戦が始まったのです。
もう、泣いてる暇はありませんでした。
「絶対見返してやる」
この時は営業担当同士で話し合って
2日だけ店を開け
可能な者だけ交代で出勤しました。
もちろん、結果はゼロ台。
「あなたの言う通りに出勤しましたけど何か?」
言葉に直すとこんな感じでしょうか。
全員が休みはしっかり取れるように
営業担当同士で協力し合う事も
この事件から生み出された教訓です。
私が経験した事は今なら「パワハラ」で
然るべき所へ訴える事もできます。
現代ならこんな極端な事は
起こっていなかったかも知れません。
パワハラは捉え方次第で方向性が変わる
難しい問題ですが
ハラスメントの根源は
「当たり前」の基準がみんな違うからだと
私は思います。
みんなが同じ方向を見て同じ事をする時代から
互いの「違い」を認め合う多様性の時代へ。
あの時の悔しい経験は無駄ではなかった。
やはり何事も無駄なことはなく
繋がっている事を感じずにいられません。
たらればは尽きないもので
四半世紀前に既にパワハラという言葉があったら
あの時の所長はどうしていたんだろう?
私はどうしていたのだろう?
ちょっとした妄想が止まりせん。
世間はお盆休暇。
みんなが気持ちよく過ごせる
休暇になってほしいと
微力ながら思うのでした。
【タロットカード】
正位置 ペンタクルス ナイト
しっかり仕事できる日。仕事以外にもやるべき事やタスクも手堅く片付けられます。
【今日の月 水瓶座】
月は気分を表します。天界を前進する月に今日の気持ちをなぞらえてみましょう。
月は水瓶座
天王星スクエア
太陽オポジション
土星コンジャンクション
火星スクエア
10時36分に水瓶座で満月。
水瓶の月は平等、博愛、未来の希望を思いながら沢山の人と交流します。
太陽、天王星、火星、土星に蠍座のドラゴンテイルも繋がる不動宮グランドクロスの満月。一見するとガチガチで動かないように見える今回の満月、こんな時は逆にブレイクスルーのチャンスです。思い切って言いたいこと、やりたい事、変えたい事、やめたい事があるなら動かすチャンスです。
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史湖です。
今から四半世紀も前の話です。
20代前半だった私は
カーディーラーの店頭で
営業担当として働いていました。
男女雇用機会均等法が施行されて
間もない頃でした。
素直な私は
「みんな平等」だと信じ込んでいたのですが
社会はそんなに甘くない、
洗練を受ける事になったのでした。
ある日、年配のお客様が来店され
軽自動車を見せてほしいと仰いました。
お客様に歩み寄り説明を始めようとした途端、
「アンタではダメや。男の営業を連れてきて」
意味がわからずに
「私も営業担当です」と返すと
今度は声を荒げて
「女の営業では話にならんのや。さっさと別の奴呼んで来い」
怒鳴られてしまったのです。
事務所にいた男性セールスに繋いだ後
悔しくて倉庫の隅で思い切り泣きました。
女性というだけで否定された事、
店内の誰も助けてくれなかった事、
引き継いだ先輩が接客後に何も言わなかった事、
全部、悔しくて震えが止まりませんでした。
周りの対応はもちろん残念でしたが
何も言えない何もできない自分に
心の底から腹が立ちました。
世の中は男女平等ではありませんでした。
新しくできたルールが世間に浸透するには
長い時間と大きな労力と多くの理解が必要な事を
この時に私は学習したのです。
私がどうしたかというと…
「誰にも負けない知識をつける」を目標に
猛勉強を始めたのです。
性別関係なく堂々と働けるようにしてやる、
強く心に誓いました。
商品カタログは暗記できるまで読み込み、
他社のライバル商品の知識も身につけました。
クルマのパーツや点検修理の知識も入れて
何を聞かれても答えられるようになった私。
悔しくて倉庫の隅で泣いていた時から
約1年半が経っていました。
来店したお客様から
「男性を呼んで来て」
と言われる事は滅多になくなりました。
もし、そう言われたとしても、
「後悔するのはあなたですよ」
と心の中で呟けるくらいに
気持ちに余裕が出てきたのです。
何を聞かれても
ニッコリ微笑みながら
ハッキリ答えられる自信がついたので
冷静に対応が出来るようになっていたのです。
日々、コツコツ
日の目を見る自分をイメージしながら
時には「見返してやる」と闘志を燃やしながら
積み上げていったのです。
周りも自分も見返すために。
どうして女性営業はダメなんだろう?
それは
女性営業は
結婚後に退職するのが当たり前だった時代、
お客様からすれば
担当が変わるのは煩わしい事だったのです。
「結婚しても辞めなきゃ問題ないでしょ?」
この時の私は
まだまだ考えが甘々でした。
この時わたしの心の中にあったのは
「普通に働きたい」
シンプルにこれだけでした。
そしてこの時から四半世紀たった今は
「セクハラだ」「差別はいけない」
と多くが声を上げてくれる時代になりました。
でもまだ
みんながそうじゃない事も分かっています。
普通に仕事をしたいだけなのに
悔しい思いをしている人がいる事も。
でも大丈夫!
悔しい、見返してやる、の気持ちがあれば
この壁は乗り越える事ができる壁です。
25年前に私が超えられたのだから
きっとあなたもクリアできます。
超えられない壁はやってこないから
大丈夫です!
普通に働きたいだけの営女に
次はどんな事件が起こったのでしょう?
続きはまた別の機会に。
史湖です。
ギャップは理想と現実の落差、
高い理想を描いた後で
現実を目の当たりにすると
落差が激しすぎてショックに感じる事も
往々にしてあります。
でも、このギャップを感じないと
私たちは成長しないし
変わることができません。
ショックに打ちひしがれている時間は
ギャップを埋める時間に使えるのです。
ギャップというと聞こえが良くありませんが
考え方を変えれば
変われるチャンスになります。
今までの人生、仕事のシーンだけでも
ギャップの淵から這い上がった経験が
いくつもありました。
大先輩と仕事をして圧倒的な知識量に
「あんな風になりたい」と憧れ、
「女はいらん、男の営業を連れてこい」と言われ
「悔しい」とバックヤードで涙を流したり、
切磋琢磨したライバルに僅差で敗れた時に
「負けてられない」
「私はこんなもんじゃない」
「こんな状態で終われない」と奮起したり。
ギャップを感じた時に出た心の声は
変化できるキーワードになります。
ギャップを感じる出来事は
出来てない所や足りない部分を
真正面から受け止めるのでショックです。
でも「ショックだ」と落ち込んでいても
何も変わりません。
この時の私は
ショックを受けたギャップ差を埋めたくて、
猛勉強して誰に負けない知識をつけました。
商品カタログは暗記出来るくらいに読み、
人の顔と名前は初対面で覚え、
ライバル商品と比較した営業トークも作りました。
3ヶ月、半年、1年…
時間が経つに連れて
あの頃に感じたギャップ差は
少しずつ、確実に埋まっていったのです。
速攻性はありません。
時間がかかりますが
長年かけて培った知識や経験は
誰にも負けない鎧兜になって
今度は私を守ってくれるようになりました。
なんと、
当時所属していた組織内で
トップセールスの仲間入りを果たしたのです。
後輩から「憧れなんです」と言われるようになり
もう誰も「男性連れて来い」なんて言わなくなり
ライバルとは常にトップの座をかけて
良い意味で切磋琢磨しあえるようになりました。
あの時にギャップを感じたから
1年経って変われたのです。
ギャップ差を埋めるのは時間がかかります。
「直ぐ」「一回で抜群の効果」とは無縁の
コツコツと地道な作業が長期間続きます。
その地道な作業の先には
思い描いた理想の世界が待っているから
コツコツでも頑張れるのです。
何にでもタラレバは付き物で
この時の私がコーチングを活用していたなら、
セルフコーチングを知っていたら、
もっと効果が出るタイミングは
早かったのかも知れません。
20年以上前の出来事を
ふと思い出したのでした。
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