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posted 2014-08-06 05:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
表紙の副題に「建築探偵桜井京介の事件簿」と書いてある通り、本書は大学院生の<桜井京介>が歴史ある建築物にまつわる事件を解決するシリーズとして、1994年4月に刊行された『未明の家』に始まり、15巻目の本書『燔祭の丘』(2011年1月)でシリーズとして完結です。 建築設計を生業としていますので、『未明...
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posted 2014-08-03 05:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
タイトルの『食堂つばめ』を見たときには、電車の食堂車(ビュフェ)を連想したのですが、グルメモノとは全然違う内容でした。 主人公<秀晴>は、夢かと見間違う臨死体験をして無事に意識を取り戻しますが、その夢の中で大好きな「玉子サンド」を車内食堂で食べるという奇妙な経験がきっかけでした。 もう一度<ノエ>と...
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posted 2014-08-01 06:10
絵日記綺譚
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もうひとりのまこと
連載10周年突破記念!月イチ刊行!!と言う謳い文句の『月刊銀魂』をFamilyMartで見付けて、たった1冊なんだけど本当にたった1冊なんだけど購入して来ました。これってコミックス派の人は可哀想なんじゃ無い?だって今までの読み切りか連載が載って居て然もコミックスと変わらない値段って…ワナワナ 8月だ...
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posted 2014-07-27 05:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
恐竜を復活させたレジャーランドを舞台とした『ジュラシック・パーク』、日本の企業を舞台にした『ライジング・サン』など映画化された作品も多く、人気テレビドラマ『ER』の製作者としても知られる<マイクル・クライトン>ですが、2008年11月に亡くなっています。 この『パイレーツー掠奪海域ー』は、彼の死後発...
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posted 2014-07-25 05:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
フランスのドノエル社から初版が刊行されたのが、1962年です。 創元推理文庫としては2012年2月に発行されている、古典的名作を読んでみました。 資産家の<ミドラ>を伯母に持つ<ミシェル>と<ドムニカ>とは幼馴染で、20歳の時に偶然に再開、仲良く暮らしていましたが、<ドムニカ>は<ミシェル>の資産に...
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posted 2014-07-22 05:35
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
『ブラックアウト』は、電気業界用語として「完全な停電状態」を意味しています。 本書は(上・下)2巻で、1000ページを超える大作です。電気が止まった時の生活手段や、原子力発電所の安全性の問題など、多々考えさせられる内容でした。 十数日間におよびヨーロッパ大陸が停電に見舞われたパニック小説で、イタリア...
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posted 2014-07-14 05:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
イギリスにおいて刊行されたのは1971年ですが、2009年に翻訳「原書房2010本格ミステりベスト10」の海外ランキング1位ということで読んでみました。 妻がいながら定職に就かず、女性を口説いてジゴロ生活をしている27歳の<ネヴィル>は、一度父親の反対で幼友達の<ハリー>と結婚に至らなかった<アルマ...
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posted 2014-07-12 05:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
主人公は、もと統計学の専門家<ケイン>です。 持ち前の統計学の確立論を駆使したポーカーゲームで、まさかの11000ドルの借金を背負い、マフィアに追われてしまいます。 そんな折、一卵性双生児の兄<ジャスパー>が総合失調症から病院を退院してきますが、<ケイン>自身が頭に異常を感じ特別な治療を受ける場面か...
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posted 2014-07-11 07:08
絵日記綺譚
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もうひとりのまこと
別冊マーガレット 2014 8月号 本日は蒲田アニメイトの帰りなんですけど毎月13日発売『別冊マーガレット』8月号なのです。有隣堂で購入しました。くまざわ書店って面倒臭い場所に在るからワザワザ向かう人は居ないんですよね~銀魂の新刊だって山積み状態だし此処の書店で売り上げ延ばして居る本って何だろう?と...
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posted 2014-07-06 05:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
主人公<ジェイミー>は、ニュージャージー州グロリアの小さな町の女性刑事で29歳です。 イタリア系の家系に育ち、30歳までには結婚をと上司の<ロッド>と婚約中ですが、なかなか式を挙げる決心が付きません。 クリスマスを目前に控え、高校時代の同級生<ベン>が火事により亡くなり、<ロッド>は事故死として扱う...