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posted 2006-10-28 05:25
日々是勉学
by
らっち
カタルシス と言う言葉が今までしっくり理解できなかった。辞書に載ってる意味は分かるが、文脈で考えると、舌触りが悪くペッと吐き出していたような気がしていた。昨日、妹に借りた司馬先生の「この国のかたち」を読んでいると「詩的浄化」という言葉のルビにカタルシスとふってあった。あー、そう言うことだったのか。...
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posted 2006-08-29 15:52
徒然なるままに・・・
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Lupin
駈け去りて 忘れし処暑の 暑さかな...
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posted 2006-07-08 01:14
てーことゆかいな仲間たち
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てーこ
主人公は、突然夫に先立たれた59歳の専業主婦です。夫の死後、その夫には10年来の愛人がいることが分かったり、すでに独立している二人の子どもたちとは遺産を巡ってのトラブルが起こったり・・・もうすぐ還暦を迎える主人公は、ずっと平穏に暮らしてきたのに、突然いろいろな悩み事が押し寄せてきます。そして、妻でも...
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posted 2006-05-12 00:54
てーことゆかいな仲間たち
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てーこ
来週の水曜日に、映画「陽気なギャングが地球を回す」を見に行く予定です。そして、1ヶ月ほど前に図書館でこの本を予約していました。なんと、その本が2日前に来てしまったのです。う〜ん、映画の前に読んでしまうべきか・・・映画の後に読んだほうがいいのか・・・ちょっと迷いましたが、映画の前に読みきってしまうのは...
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posted 2006-04-18 17:28
てーことゆかいな仲間たち
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てーこ
もう後がない! 追い込まれた7人のそれぞれのラストを描くダーク&ビターな短篇集。「4TEEN」で直木賞を受賞した後の第一作ということなので、ちょっと古いかな。借金や恐怖に追いつめられた人間の極限状態を描いています。「ラストライド」「ラストジョブ」のように、タイトルに「ラスト」がつく7篇が収録されてい...
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posted 2006-03-07 05:36
てーことゆかいな仲間たち
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てーこ
6編の恋愛小説です。小説本の裏側が変わっているので、載せてみました。6つの短編小説全部、主人公が職人さんなのです。いわゆるホワイトカラーではなくブルーカラー。職人さんは肉体労働者なので、食事をたくさん摂りますね。これらの小説を読んでいると、人間の体って、食べているもので出来ているんだな〜と、つくづく...
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posted 2006-02-09 22:16
てーことゆかいな仲間たち
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てーこ
今の政治家の軟弱さとか、若者の国に対する無関心さを批判したような作品でした。突然、若者を扇動するような強烈さで現れた男が首相になるのですが、それをどこかで恐れている主人公がいます。政治と群集心理を描いているので、結構怖い話でした。結局、結論は出ないのですが、主人公は、民衆がみんな同じ方向へ流されて、...
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posted 2006-02-02 18:26
てーことゆかいな仲間たち
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てーこ
直木賞を受賞した作品「容疑者Xの献身」です。これは、ずいぶん前に近くの図書館で予約をしておいたのですが、すっかり忘れたころに「ご用意できましたぁ」という電話が来ました。依存症について、アンケート付ブログを掲載しましたが、その中に「活字依存症」を入れるのを忘れてしまいましたね。何を隠そう、私は立派な「...
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posted 2005-12-07 22:21
てーことゆかいな仲間たち
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てーこ
2000年にテレビで「池袋ウエストゲートパーク」を見ました。最初は、なんかおかしなドラマ〜って思っていたけど、結構おもしろくて、毎週楽しみに見ていました。でも、おもしろいだけじゃなく、心に響くものがありました。これが、石田衣良の作品との最初の出会いです。その次は、「4TEEN」。これは、中学3年生、...
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posted 2005-11-26 04:39
てーことゆかいな仲間たち
by
てーこ
芥川賞受賞!!−27歳、驚異の新人誕生−私は土の中で生まれた。親はいない。ただ暴力だけがあった。子供のころに虐待を受け、施設で育った青年の話でした。芥川賞受賞というだけで、読んでみたのですが、何か暗いなあ、という印象でした。もともと、芥川龍之介の作品自体、人間の陰の部分というか、負の感情を描いている...