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posted 2014-08-13 05:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
本書の副題は<幹館大学ヘンな建物研究会>とあるように、変な建物を見て回る活動をしているサークル「ヘンたて」のお話が、4編収録されています。 建築業界では、「トマソン」という名称でひとくくりしていますが、意味のない建築物や構築物に対して使用され、結構人気のある分野で、用途的に本当の窓のない 変電所 な...
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posted 2014-08-10 05:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
著者は、江戸の妖(あやし)たちが活躍する<しゃばけ>シリーズで、一躍人気作家入りを果たしています。 本書はその江戸時代から明治に元号が変わり、明治23年頃を舞台とする、捕り物物語です。 主人公<皆川真次郎>は6歳で孤児となり、築地に造られた英吉利の居留地で育ち、外国人が発音しやすいということで<ミナ...
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posted 2014-08-08 05:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
結婚式場に勤めている<エリコ>は、一人娘<チカ>が中学生のときに34歳で離婚、母娘だけの生活が始まりますが、ふと耳にした小唄の発表会で三味線の音に心を奪われてしまいます。 娘<チカ>の高校受験を控えながら、三味線の師匠につき<エリコ>は小唄と三味線の練習に励み、師匠も驚くほどの上達をとげ、やがてプロ...
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posted 2014-08-06 05:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
表紙の副題に「建築探偵桜井京介の事件簿」と書いてある通り、本書は大学院生の<桜井京介>が歴史ある建築物にまつわる事件を解決するシリーズとして、1994年4月に刊行された『未明の家』に始まり、15巻目の本書『燔祭の丘』(2011年1月)でシリーズとして完結です。 建築設計を生業としていますので、『未明...
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posted 2014-08-04 05:21
<MR職人・生涯現役の鬼軍曹>
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MR職人
<目の不自由な人への手助けブック> 著者・ 立花 昭彦 出版社・ 産学社 立花さんは大学の准教授~ご自身も視覚障害で両目の視力も0.01~0.02位 目の不自由な人とは、まったく見えない人ばかりではなく、一定の視覚を持っている人も少なくない。 その見え方は様々で十人十色。 街で目の不自由な人に...
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posted 2014-08-03 05:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
タイトルの『食堂つばめ』を見たときには、電車の食堂車(ビュフェ)を連想したのですが、グルメモノとは全然違う内容でした。 主人公<秀晴>は、夢かと見間違う臨死体験をして無事に意識を取り戻しますが、その夢の中で大好きな「玉子サンド」を車内食堂で食べるという奇妙な経験がきっかけでした。 もう一度<ノエ>と...
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posted 2014-08-01 06:10
絵日記綺譚
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もうひとりのまこと
連載10周年突破記念!月イチ刊行!!と言う謳い文句の『月刊銀魂』をFamilyMartで見付けて、たった1冊なんだけど本当にたった1冊なんだけど購入して来ました。これってコミックス派の人は可哀想なんじゃ無い?だって今までの読み切りか連載が載って居て然もコミックスと変わらない値段って…ワナワナ 8月だ...
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posted 2014-07-27 05:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
恐竜を復活させたレジャーランドを舞台とした『ジュラシック・パーク』、日本の企業を舞台にした『ライジング・サン』など映画化された作品も多く、人気テレビドラマ『ER』の製作者としても知られる<マイクル・クライトン>ですが、2008年11月に亡くなっています。 この『パイレーツー掠奪海域ー』は、彼の死後発...
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posted 2014-07-26 05:21
<MR職人・生涯現役の鬼軍曹>
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MR職人
著者は<知の巨匠>と称される<外山 滋比古氏> 小生は典型的な<乱読派>なので興味深く読みました。 <セレンディピティ>~思いがけない事を発見する能力。 特に科学分野で失敗が思わぬ大発見につながった時に使われる。 乱読はジャンルにとらわれない。 なんでも面白そうなものに飛びつく。 先週は<モンテー...
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posted 2014-07-25 05:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
フランスのドノエル社から初版が刊行されたのが、1962年です。 創元推理文庫としては2012年2月に発行されている、古典的名作を読んでみました。 資産家の<ミドラ>を伯母に持つ<ミシェル>と<ドムニカ>とは幼馴染で、20歳の時に偶然に再開、仲良く暮らしていましたが、<ドムニカ>は<ミシェル>の資産に...