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posted 2009-11-21 04:11
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
本日、私の好きな和食堂【まるさ】にて、このブログの「立ち呑み日々雑感」でお馴染みのMSHIBATAさんに対して、神戸新聞の取材がありました。 今月末には書店に並ぶと思いますが、今回出版の『神戸ぶらり下町グルメ決定版』に関しての取材です。 MSHIBATAさん、昨年度は『神戸立ち呑み八十八カ所巡礼』を...
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posted 2009-11-17 20:03
四季織々〜景望綴
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keimi
『あらしのよるに』 きむら ゆういち・作 あべ 弘士・絵 出版・講談社 あらしのよるに逃げ込んだちいさな小屋の暗闇の中、2匹の動物が出会う。 風邪をひいて鼻のきかない2匹は、お互いがオオカミとヤギ、つまり「食うもの」と「食われるもの」であることに気付かない。 すっかり意気投合したヤギとオオカミは、翌...
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posted 2009-11-15 04:31
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
レトロウイルスに感染した<HIV-4感染第二世代>の「ミュウ」を狩る「ミュウ・ハンター」の元傭兵の<シド・アキヤマ>を主人公として、物語は進みます。 時代設定は近未来でしょうか、人間ではなく悪魔の移り変わりの生物だとされた「ミュウ」を隔離しようとする内閣情報調査室は厚生省を中心に自衛隊メンバーで構成...
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posted 2009-11-14 04:31
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
エッセイ集かと思えるほどの掌篇小説として、218ページで26篇が納められています。 タイトルの『ハヅキさんのこと』は、女性教師二人の物語です。 教師の性格を反映してか<ハヅキ>さんの学級は「明るい真面目なクラス」であり、<わたし>の学級は「そこはかとなくだらしない」と、対照的な性格の二人ですが、管理...
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posted 2009-11-13 04:31
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
「馬琴」とは江戸の人気戯作者<曲亭馬琴>(明和4年6月9日~嘉永元年11月6日)のことであり、本名<瀧澤興那>です。 本書は、一人息子<宗伯>に嫁いできた<土岐村てつ>の女性一代記が語られています。 結婚早々に<テツ>は<馬琴>により<路(みち)>と改名させられ、医者でありながら病弱な夫<宗伯>の看...
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posted 2009-11-05 18:50
四季織々〜景望綴
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keimi
『木練柿』こねりがき あさのあつこ・著 光文社 内容(「BOOK」データベースより) あの男には力がある。人を惹き付け、呼び寄せ、使いこなす、それができる男だ。娘は、男から刀を受け取り、抱き込みながら何を思い定めたのだろう。もう後戻りはできない。月の下でおりんは「お覚悟を」と囁いた。刀を捨てた商人遠...
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posted 2009-11-02 17:01
日々是勉学
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らっち
丸様から頂いたコメントに感化され 月の半ばから一言感想を付けることにしました。 それだけで読むときの意識が高まりました。 10月の読書メーター読んだ本の数:22冊読んだページ数:5074ページローマ人の物語〈23〉危機と克服〈下〉 (新潮文庫)気づき:人の評価を受けるのは難しい 気になる一文:悪しき...
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posted 2009-10-22 15:31
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
バブル景気の1988年、ふるさと創生の名目で各自治体に1億円が支給されましたが、桜宮市は直径70センチの黄金の地球儀を作り、アクアリウム別館の深海館に設置していました。 主人公の<平沼平介>は、大学院で物理学専攻を途中で諦め、父親が経営する町工場で営業マンとして平凡な日々を過ごしていましたが、8年ぶ...
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posted 2009-10-20 05:31
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
<鎧月之介殺法帖>シリーズとして、本書が 『女刺客』 に次ぐ第6作目です。 石和(いわさ)代官所の代官<川治軍兵衛>の悪行を奉行所に訴えようとした<小平次>が、江戸にて何者かに切られますが、死に際に村の助けを岡っ引きの<お鶴>に言い残して亡くなります。 <鎧>は<お鶴>から事件のあらましを聞き、すぐ...
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posted 2009-10-18 05:28
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
前作 『八朔の雪』 に次ぐ<みをつくしの料理帖>としての第二巻目です。 付け火で主人<種市>の蕎麦屋「つる家」を焼失してしまいましたが、<澪>は屋台見世で正月を乗り切り、二月の初午の日に九段坂に新しい店を構えました。 2階建となり武家屋敷も近く、2階座敷は武家専用としての使い分けを行いながら<芳>や...