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posted 2018-06-02 05:36
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
被疑者のしぐさや言動から嘘を見抜き事件を解決する通称「エンマ様」こと<楯岡絵麻>を主人公とする<行動心理捜査官>シリーズは 『サイレント・ヴォイス』 に始まり、前作 『サッド・フィッシュ』 に次ぎ本書で5作目になります。 本書は4章からの構成ですが、第1章の事件が各章につながっていく連作短編となって...
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posted 2018-05-26 05:35
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ファルコン
第1作目の『サイレント・ヴォイス』 で始まりました、被疑者のしぐさから嘘を見破る行動心理捜査官<楯岡絵麻>は、その仕事ぶりから「エンマ様」と呼ばれ、『インサイド・フェイス』 に次ぐシリーズ第4作目の本書では四つの難事件を解決します。 人気歌手の死は本当に自殺なのか。老婦が殺された原因はご近所トラブル...
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posted 2018-05-21 05:35
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ファルコン
しばらくチェックしていない間に、『サイレント・ヴォイス』 に始まる<楯岡絵麻>シリーズがたまっているようで、『ブラック・コール』 に次ぐ3作目が本書です。 主人公の<楯岡絵麻>は、警視庁捜査一課巡査部長。「行動心理操作感」との副題がついているように、習慣や仕草、行動パターンから相手の嘘を見破る行動心...
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posted 2018-05-15 05:35
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ファルコン
『完全黙秘』 で始まりました「警視庁公安部 青山望」シリーズも、前作 『一網打尽』 に続き本書で第11作目になります。 ある事件が起こり、その背景として韓国・中国マフィアの登場、世界の政治的流れを取り入れるとの構成は、読者としてお馴染みですが、元公安部勤務の著者の目線は、いつもタイムリーな話題で楽し...
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posted 2018-05-05 05:35
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本州最北端の田舎町で、無気力に生きていた金髪の高校生<蒼>は17歳の春、気まぐれに立ち寄った心霊スポットの廃病院で、凜という地縛霊の少女と出会う。凜は、30年前に病死した永遠の16歳。儚げな容姿と芯の強さを併せ持つ。 将来の夢もなく、生きることが面倒だと言う<蒼>に、「バカッ!!」と本気で怒る<凜>...
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posted 2018-05-02 05:34
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ファルコン
小さいころから唄うことと踊ることが好きだった<愛子>は、高校生になり、6人組アイドルグループ「NWXT YOU」のメンバーとして活動しています。 本書はその<愛子>の視線で、武道館でのライブ開催をめざすアイドルとは何かの問題定義を投げかけた構成でした。 他の夢を追い求めグループから「卒業」してゆくメ...
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posted 2018-04-28 05:34
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ファルコン
本書『最低。』の著者<佐倉まな>さんは、木更津工業高等専門学校に在学中の18歳のときに]『紗倉まな AVDebut』でAV女優としてデビュー。その体験をもとに本書の1章「彩乃」編で、その事実が家族や学校にばれる「身バレ」の恐怖を切実に書いています。小説の中では釧路から東京の美容専門学校に通う女性が主...
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posted 2018-04-24 05:44
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ファルコン
関西で名門のバーと言えば今年創業100年を迎える「サンボア」です。1918年の発祥で大阪には8軒、京都には3軒。最近では東京にも3軒。全国で14軒もあります。 本書『バー「サンボア」の百年』は改めて1世紀の歴史を振り返り、創業以来の精神を後世に伝えようという構成です 日本のバーの老舗としては東京・浅...
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posted 2018-04-19 05:34
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ファルコン
<紅雲町珈琲屋こよみ>シリーズとして、第1作の 『萩を揺らす雨』 に始まり、第4作の 『糸切り』 に次いで第5作目が本書です。 生まれ故郷の紅雲町にて、両親の家を改造して珈琲店「小蔵屋」を営んでいる76歳の<杉浦草>ですが、夏祭りに使う山車の保管場所を巡り、20年前の出来事が絡みひと騒動が起こります...
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posted 2018-04-10 05:34
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ファルコン
2010年7月に刊行された 『アナザフェイス』 を一巻目とする「アナザフェイス」シリーズも、前作の 『潜る女』 に次ぎ本書の『闇の叫び』でもって完結となります。 主人公<大友鉄>は、妻を交通事故で亡くし、一人息子<優斗>のために捜査一課から残業のない総務課に自ら転属、彼を一課に復帰させようとする上司...