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posted 2023-06-30 07:48
猫の揺りかご Blog
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hotaru
時間も字数も守れていないので、タグ付けはしませんが、 Twitterで流れてきた300字小説のお題で詩を書いてみました。 かなり抽象的な表現にはしていますが、 不衛生な描写や暗い表現が含まれますので、ご注意ください。 *****************************************...
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posted 2023-06-07 04:24
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hotaru
その言葉はまるで、暗号のようだった。唯一の手がかりは不確かすぎて、肝心なことが掴めない。今の僕にできるのは、ただひたすらに、待つことだけだ。君が応答してくれる、その日を夢見て――。...
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posted 2023-06-07 04:00
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hotaru
君に繋がるワードを手にした。その先にあるのは、夢の続きか、夢の終わりか。初恋は叶わないから良いんだと、誰かが言った。想い出は綺麗なままの方が良いんだと、誰かが言った。焦げつく想いは、果たして綺麗と呼べるのだろうか。空想は空想のままで、現実は現実のままで。僕は今、岐路に立っている。...
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posted 2023-06-06 07:42
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hotaru
初恋はいつまでも甘く、いつまでもほろ苦い。それはまるで、行き場をなくして染み渡るカラメルソース。喉元を滑り落ちてもなお、あの味が消えず、僕は悶え続ける。もはや夢まぼろしのような存在の君に、今日も想いを巡らせて、正しい呼吸を見失う。...
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posted 2022-06-03 07:14
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hotaru
うだるような暑さの中で、君に別れを告げる。じりじりと焼けつくような痛みが胸を襲う。焼け焦げた想いはまるで、干からびて朽ちかけた蝉の抜け殻のようで。揺らめくアスファルトの湯気を呆然と見つめながら、君にさよならを告げた――。...
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posted 2015-05-19 06:34
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無理して過去にしがみつく必要はない。 時代に逆行する必要もない。 ただ、そこにあるというだけで、 変わらず存在しているというだけで、心が和らぐこともある。 しがみついて、沈まなくてもいい。 必死に立とうとしなくてもいい。 泡のように消えていく存在に、枯木のように朽ちていく存在に、 新たな場所を求めて...
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posted 2015-03-18 06:33
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hotaru
人との出会い。物との出会い。作品との出会い。 出会ったものは、大事にしなきゃって思ってた。 大事に持っておかなくちゃって思ってた。 でも、抱えすぎて、すぐにいっぱいいっぱいになっちゃうから。 いらないものは、消えてなくなってほしいって思ってた。 捨てたものは、戻ってこないでほしいって思ってた。 だけ...
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posted 2014-01-14 05:31
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hotaru
わたしはわたし。 誰かのための首振り人形じゃない よくわからないときは「私も同じ」て言っておけば 悪いことは起こらないと思ってた ひとに合わせておけば、問題ないって思ってた きっと、そのこと自体が問題だった 私が私じゃなくなった 身代わりなんて五万といる存在になった 違う 違うのにって ずっと叫んで...
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posted 2012-08-11 06:03
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hotaru
揺らめいて薄らいで掴めないもの 漂ってすりぬけて 不確かなもの 逃げ水のように 蜃気楼のように 堂々巡りを繰り返しても 手探りで追い求めてる 踏みしめたくて 「己」という影を * * * * * * * * * * * * * * * 「影踏み」というと、 普通は鬼が相手の影を踏むものだけれど。 ...
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posted 2010-06-19 06:00
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hotaru
「答え」なんかがあると思うから 苦しくなるのでしょう? 無いものを捻り出そうとしても 何かが生まれるわけないじゃない 無いものを「無い」と嘆いたって 「わからない」と悶えたって 「答え」を絞り出せるわけじゃない 誰かが納得の行く「答え」をくれるわけじゃない ただ日々の暮らしの中で「糧」を積み上げれば...