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Search results for "#詩"
  • 自分天気

    天気のように 晴れたり曇ったり雨降ったり 身体の調子も日々違って 今朝は軋む脊椎 こんな時は強引に イヤホンを突っ込んで 粋なロックを自分に聞かせる えっ、なんで と、自分の行動に驚きながら リズムが精神を揺さぶってくる いいじゃん、いいじゃん ボロボロでいいじゃん 歩けるんだろっ 字が書けるんだろ...
  • 下手くそに生きる

    最近よく言われる 「そんなに急がないで」と 私はどうも落ち着きがないようだ 何かに没頭してしまうと 矢印のように突っ走ってしまい 大人のゆとりがないというか どっしりと腰を据えていないというか とてもダンディとはほど遠い 何がそんなに私を急かすのか たぶん身体が影響をしているのだろう 手があとどれぐ...
  • 私たちの更生

    卑屈な重力を持つ教室 窓から飽きるほどの時間を眺め 椅子にカラダを落としていた 彼はあれから どんな人生を送ったのだろう 中学生の頃から 随分と月日が経ってしまった ソリコミから汗が滲みると ハンカチを当てながら痛いという 革鞄の薄さを自慢 ボンタンのタックを深く深く ツッパリを着飾る (ボンタン ...
  • 詩生活

    なにも書かれていない画面 詩を書こうとする不思議があり 自分を見つめる自由の中で 集中している世界が広がって 作品が出来あがってみれば たいした作品にはなっていないが 表現された充実に幸せを感じる 気持ちを言葉で遊び繋げ 自由はいつも保障されている 不自由があるとすれば 表現する技術の不足くらいで ...
  • 永遠

    君は瞳の力を弱めながら 僕と再び逢える場所について 手を握りながら話したね 悲しみの向こうには 希望がきっとあるからと 目の前に襲ってくる 僕のどうしようもない気持ちの 景色に光をあてようとして 君は彷徨い苦しいはずなのに 空への準備をさり気なく優しい顔をして 人生の到達点に立ってしまった 僕を知り...
  • 5・7・5

    なんとなく、なんともない俳句
  • ひとりぼっち

    落ちてゆく紙くずを眺め 僕は何処でなにを しがみつきこともなく 風に揺られ ゆらㅤゆらㅤゆらㅤゆらら ひとりぼっちの苦笑い 抜け出した希望は不自由に 僕の寂しさは身勝手を 知っている悲しみ それがどうした、と 雑踏の足音が響いて だからどうしたいのさ、と クラクションが迫って ひとりぼっちの僕が揺れ...
  • かぞえてみたよ

    ひとつではない ふたつでもない それならみっつ いやいやよっつ いつつあるよな むっつないかい えっマジななつ ばかなやっつだ うそっここのつ きせきのとうだ...
  • おやすみなさい

    アルペジオの音色 夏の夜はすこし涼しげを弾ませ iPadを両手にソファで寛ぎ 詩を書くつもりが 目を閉じて旋律を追いかけ 流される時間の渦に回り どこへ連れて行くのだろう 知らない街が輝いて その先にはきっと海があって 風が吹いて僕の髪は揺れ ハイビスカスが空を眺め 僕は両手をひろげて 鮮やかに光は...
  • 魂う(いう)

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