中国の大連での抗議活動で、大連から化学工場を移転することを地元政府が確約しました。
中国版ツイッター「微博」等で人々は情報を共有し、それがデモに発展したようです。
新幹線事故もそうだったけど、検閲が追いつかない状況になっているような感じですよね。
中国政府が一番恐れていることは、このような自国民の暴動でしょう。
情報操作や世論がアンコントローラブルになってしまったのは、時代の変化に政府が追いつけない状況を露呈してしまった気がします。
不平等な格差による鬱憤が相当にたまっているでしょうから、これが現政権に矛先を向け集約された時、どんな事態に陥ることやら。怖いですね。
ネットによる情報の伝達が既存の体制を崩壊させ得るのは、既に証明済みです。
仮想敵国に矛先を向けることが機能しなくなってしまうと、もう手のつけようがない規模の人口ですから、ガス抜き施策をその場凌ぎで取り繕うだけでは、もう国体を維持するのは難しい状況でしょうかね。
日本も情報規制は敷かれていたりしますが、中国よりはずっと情報を得られ易い環境ですので、小手先の差配では今後は無理ではないでしょうかね。何より、予断を許さない状況に日本が陥っていますから。
大きな時代の波が押し寄せています。
良い転機として活かせるのかどうか、国家元首の舵取りの責は重大です。
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