海へ放射能放出総量は1.5京ベクレル
Sep
10
より
東京電力福島第一原子力発電所から海へ放出された放射能の総量は、3月21日~4月30日で1.5京(けい)ベクレル(京は兆の1万倍)を超えるとの試算を、日本原子力研究開発機構などがまとめた。東電はこれまで、海に流出した汚染水中の放射能量は約4720兆ベクレルとの推定を発表しているが、今回は、これに大気からの降下分を加えた結果、3倍を超える値になった。
同機構の小林卓也研究副主幹(海岸工学)らは、原発の放水口付近の海洋での放射能の実測値などをもとに、直接海に流出した量を推定。これとは別に、大気から降下した放射能量もシミュレーションで推定して、足し合わせた。
その結果、放出量はヨウ素131が1京1400兆ベクレル、セシウム137が3600兆ベクレルになった。セシウム134は計算していないので、総放出量は1.5京ベクレルを超えるという。
小林副主幹によると、東電の推定値から増えたのは、大気からの降下分を加えたためだが、汚染水の流出分も、東電が発表した以外に流出が起きていて増えた可能性があるという。また、試算の誤差が値を押し上げた分もあるという。
海洋放出にはロシアや韓国などの近隣諸国が強い関心を寄せてきた。東電が4月、低濃度汚染水を意図的に放出した際には、事前連絡の不備などを強く批判された。放出総量の推定が出たことで今後、海洋汚染の実態をきめ細かく調べ、影響の広がりを改めて分析する必要がありそうだ。
試算結果は19日から北九州市で開かれる日本原子力学会で発表される。
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さて、
復興・農漁村救済>農産物や魚介類の安全性
な傾向が見え隠れしているように思えます。
風評被害は心痛いですが、本当に風評だけなのか?という不安が取り除かれないと
収まらないでしょう。
不安を取り除くには、正確な情報公開に基づく安全宣言です。
しかし、情報が推計に基づいてかなりの振り幅を見せてます。それに、この部分は考
慮に入れてないとか、除いているとか、誰の都合による調査なのかで結果数値の質
と内容が変わってます。
それに対して、反論したり正当性を主張したり。
分からないから有耶無耶になっていくのは仕方ない?だから大丈夫?
となると、自己判断になりましょう。
風評被害を無くすには、偏向の無い調査とその調査結果の公開が必須条件です。
できる国であって欲しいですが・・・
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Posted at 2011-09-10 19:08
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