http://www.okinawatimes.co.jp/article/2011-09-25_23890/
より
沖縄タイムス紙面(8月30日付)と同ホームページ(HP)に掲載された、シジュウカラを食べたオオジョロウグモの写真が、研究者やネットの間で話題になっている。HPのアクセス数は16万件を超え、最高を記録した。クモ研究一筋の谷川明男東京大学農学部農学特定支援員(55)は「鳥を食べるといわれているタランチュラでも食べない。悲劇的な瞬間は、東大の先生たちの間でも話題になった。偶然が重なった」と見ている。
糸満市内で撮影したのはパイロットの榎並正一さん(60)=豊見城市。掲載直後から、鳥がクモの巣に引っかかって逃げられず、自分よりも大きな鳥を食べるクモの姿などに驚く声がHPに寄せられた。
谷川支援員によると、鳥はクモの巣の網を通常は破って抜けていくが、このシジュウカラは(1)網に当たる角度が悪く、糸に絡まった(2)まだひなの状態で飛ぶ力が弱かった―という偶然が重なったと解説する。
オオジョロウグモは他のクモと違って、臆病(おくびょう)な性格。巣に餌の昆虫がかかっても遠巻きにして様子見し、動かなくなるまで待ち続けるという。谷川支援員は「クモも怖かったと思う」。
クモの網に餌がかかることはまれのため、常におなかをすかせているといい「鳥を食べているクモのおなかは相当膨らんでいる。1カ月は何も食べなくても大丈夫」と太鼓判を押した谷川支援員。
鳥を平らげてから27日目の9月6日午後3時ごろ。毎日観察していた榎並さんは、おなかが小さくなり、触っても動かないオオジョロウグモを発見した。「ずっと巣にかかった枯れ葉の除去に励んでいた。枯れ葉が多くて力尽きたはず」と残念がった。
動画は、以下です。
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2011-08-30_22749/
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沖縄凄い!
結局、蜘蛛も死んじゃうのが哀しい自然の摂理でございます。
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