ロータリーの終焉
Oct
9
より
怪獣退治の組織、モンスターアタックチーム(MAT)の隊員たちが、さっそうと乗りこなす宇宙船のような車。未来を先取りした流麗なフォルムは当時、すべての少年をとりこにした▲特撮ドラマ「帰ってきたウルトラマン」に登場するこの車がコスモスポーツ。「ロータリー」という言葉の響きがまた、マニアの気持ちをくすぐった。マツダの技術を結集、6年の歳月を費やして開発した世界初のロータリーエンジン搭載車だ▲回転運動をそのまま動力化するため、低振動、低騒音。軽量で高出力。「未来のエンジン」の実用化に、各社がしのぎを削った。しかし販売にこぎ着けたのはマツダのみ。現代の「RX―8」まで40年を超える歴史を誇る▲その歴史に、いよいよ幕が下ろされる。来年6月で、生産を終了するそうだ。メリットが多い半面、燃費性能の悪さが市場から敬遠された。世界的な環境規制の波にも乗れなかった無念のリタイアだ▲克服困難な課題を抱えるのは、技術者の宿命。それを許すほど市場は寛容でない。一部マニアの要望も、多数のユーザーの声にかき消された。しかし歴代ロータリー車は永遠に自動車史に刻まれよう▲ウルトラマンはその後もシリーズ化されるなど健在だ。ロータリーの「研究開発は継続する」と、マツダはいう。進化したエンジンと車が復活する日を心待ちにしたい。
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愛媛新聞社の記者さんのロータリー車への熱い思いが伝わる記事です。
小さい頃にうちにもサバンナがありました。
中学生くらいの時にSA(初代RX-7)が来ました。
スーパーカーブームの最中、ロータリーとかは良く分からないものの、リトラクタブルライトに興奮した記憶が鮮明にあります。
全開走行すると毎分1000円札が飛んでってる~みたいなこと言ってましたね。大人達は。子供ながらに、マセラティ・メラクSSに似てる?とか思ってました。
4代目コスモ(ってユーノスコスモになるんでしょうかね~)の登場は大学生後半でした。飛行機みたいな音してたでーとか同級生が騒いでました。32のGTRやNSXが出たりして、何か車のスペックが大幅に加速し始める時代でしたね。同級生は、AE86系で走り屋さんで頑張っているのが結構いました。
マツダのルマン優勝は感動でした。
4ローターロータリーエンジンってどんなんだろうと皆興奮してました。
懐かしい時代を思い出しました。
Posted at 2011-10-09 14:55
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Posted at 2011-10-10 06:38
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