全盲キャスターデビュー
Nov
8
より
韓国のテレビ局、KBS(韓国放送公社)で七日、全盲のキャスターがデビューした。局は障害者の雇用拡大を目指し、障害者対象の採用試験で約五百人の中から李昌勲(イチャンフン)さん(25)を採用。李さんは三カ月間の研修を経て、五分間のニュースを伝えた。
出演したのは昼の番組で生活関連情報を伝える新コーナー。李さんは、手元に置いた小型ノートパソコンのような点字情報端末機を手でなぞり、その内容を朗読した。
終了後は「完璧を期したのに若干の発音ミスをして残念ですが、三カ月の努力が無駄にならず満足していい気分です」と笑顔をみせた。「カメラがどこにあるか分からないのでむしろ緊張せず自信がもてます」とも話した。
視聴者からは「堂々として自然だった」「全盲と知って驚き、涙が出た。局の決断にも拍手したい」などの感想が局に寄せられた。
李さんは生後七カ月で脳髄膜炎にかかり視力を失った。雇用は一年契約で、継続は局の判断になる。局は今後も障害者の起用を増やす方針という。
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素晴らしい取り組みですよね。
こういうのこそ日本で報道して欲しいものです。
テレビをあまり見ないので、報道されてるのかも知れませんが・・・