25年概算要求から見る重点施策及び助成金関係 by 厚労省
Sep
23
①「子ども・子育て支援」
②「医療・介護」「年金」
③「就労促進、ディーセント・ワークの実現」
平成25年の厚労省政策は、
1 閣議決定:「日本再生戦略」の実現に向けた取組み
①「すべての人に居場所と出番を」
②「高齢化の困難を乗り越えて世界に範を示すフロンティア国家に」
2 25年度度厚労省予算要求
①すべての人々のための社会・生活基盤を構築する「生活・雇用戦略」
②世界最高水準の医療・介護を創出する「ライフ成長戦略」です。
因みに、9月10日付で厚労省事務次官に旧労働省出身者が就任しました。
久しぶりの旧労働省出身者の方の就任となり、政策についても旧厚生省色から旧労働省色が色濃くなっております。
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ところで、経産省は、主婦や学生の社会参画支援として、以下を盛り込みました。(http://www.meti.go.jp/main/yosangaisan/fy2013/pdf/06_2.pdf より)
「主婦層向けインターンシップ事業」【5.0 億円】(新規)
一度、結婚、出産等で退職し、再就職を希望する主婦層について、再度、就労
等の社会参画につなげるため、中小・小規模企業への就職再チャレンジを支援す
る実践的な職場実習制度を創設する。
小さな動きですが、今後この方向も広がると予見されます。
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http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002it58-att/2r9852000002j4ay.pdf
より
平成25年度概算要求における主な非正規雇用関連対策の概要
「望ましい働き方ビジョン」に基づき、「人を大切にする社会」の実現に向け、有期、短時間、派遣労働者などの正規雇用転換や人材育成など企業内のキャリアアップをハローワークで一元的に支援する「安定雇用実現プロジェクト」、平成25年度概算要求における主な非正規雇用関連対策の概要雇用転換や人材育成など企業内のキャリアアップを ワ クで 元的に支援する 安定雇用実現プ ジ クト」、パートタイム労働者の職務分析・職務評価の導入支援、職業能力評価基準の整備などによる均等・均衡待遇の確保、能力開発の抜本的強化の検討会設置、など総合的な対策を省内横断的に推進 平成25年度概算要求額6,007億円
1. 正規雇用・無期雇用への転換促進 222億円
・有期・短時間・派遣労働者等安定雇用実現プロジェクト
・改正労働契約法などの円滑かつ着実な施行
・パートタイム労働者の正社員転換の推進
・改正労働者派遣法の着実な実施
2. 均等・均衡待遇をはじめとする公正な処遇の確保 162億円
・パートタイム労働者の均等・均衡待遇の確保
・最低賃金引上げに向けた中小企業への支援・最低賃金の遵守の徹底
3.職業キャリア形成の支援 2435億円
・求職者支援制度による就職支援
・成長分野・ものづくり分野での訓練の推進
・政策課題に沿った人材育成への支援
・中小企業などでのキャリア形成支援
・ジョブ・カード制度の活用の推進
4.若者の雇用の場の確保 396億円
・「若者雇用戦略」の推進
5.雇用のセーフティネットの強化 5,085億円
・生活保護受給者などに対する就労支援の抜本強化
・公的職業訓練の推進、訓練機関と連携した就職支援
6.その他 304億円
・都道府県の産業政策と一体となった雇用創造
・成長分野での雇用創出・人材育成・就職支援
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どのような変化が生まれるのか、期待したいところです。