最近、焦点の合った言葉
Jul
16
・・・政治とか社会制度は常に一時的なもの、他より良きものに置き換へらるべき進化の一段階であることを自覚さるべき性質のもので、政治はたゞ現実の欠陥を修繕訂正する実際の施策で足りる。政治は無限の訂正だ。
その各々の訂正が常に時代の正義であればよろしいので、政治が正義であるために必要欠くべからざる根柢の一事は、たゞ、各人の自由の確立といふことだけだ。
・・・坂口安吾 暗い青春より
ほぼ興味を持たずに今までおりました。
最近の人は傷つき易いという言葉や局面に遭遇することが多い中で、であれば人手不足の昨今、そういう傷つき易い人達を人財に育つ環境作りってどういうものなのだろうと思いを巡らせ始めました。
何でも言い合える組織というのが理想の組織と考えております。
弱音を吐き合ってネガティブにただただ堕落していくのでは?
おお~堕落論ってあったな。
パラパラと眺めて、暗い青春の中で焦点が合いました。
「政治は無限の訂正だ。」
PDCAサイクルを回せと言います。
無限の訂正です。
多分、疲れます。
ブレずにいられる中長期の方向性を定めることができれば、多分、疲れ難いのではないかなと思います。
血の通ったコミュニケーションを通じて中長期の方向性(目標には敢えてせずに)を見出すことができれば良いなぁと思った次第です。
語ること、語られないことの中から、本人も気付いていなかった核心を掘り出せられたら良いですね。
もしかしたら残酷な場面になりかねませんが、そこを乗り越えてこそかなと。
差し伸べ続ける手を出す方が疲れませんように。