原発再稼働差し止め判決
May
23
「大飯原子力発電所3、4号機(福井県おおい町)原発再稼働差し止め判決」
林佳代子氏 署名記事(MSN・産経News)掲載、その記事に反論、
大飯原発3、4号機の再稼働をめぐり、福井地裁は原子力規制委員会が「世界一厳しい」とされる新規制基準に適合するか審査中という時期に運転差し止めを命じた。原発行政に影響を及ぼす可能性をどこまで考慮したのか。あまりに拙速で「脱原発ありき」の判断と言わざるを得ない。
■岩魚太郎の反論
この反論は、あまりにも拙速でないとするならば「まず原発稼働ありき」と言わざるを得ない。万が一事故が発生した場合、避難路・避難計画が*確率(確立)立してない基準が、世界一厳しい基準だろうか、否である。
判決は、「新規制基準に適合するか審査中と言う時期」云々とあるが、控訴された現時点の証拠に基づいて審理することが基本原則である。
行政及ぼす影響とあるが、そんな裁判は何処かの国と同じあって、この控訴された側を考慮した判決を望んでいる・・・あいた口がふさがらない。
判決は、関西電力の安全対策を「楽観的な見通しのもとに初めて成り立ち得る脆弱(ぜいじゃく)なもの」と指摘。緊急時に原子炉を冷やす機能と放射性物質を閉じ込める機能に欠陥があるとした。ただ、その理由は「冷却システムが崩壊すると(関電が)想定する揺れよりも、大きな地震がこないという確たる根拠はない」などとするだけで、欠陥と言い切れるほどの具体性はない。
■岩魚太郎の反論
しからば、福島原発事故は、当初「想定外」と東電はコメントしていた。
「大きな地震がこないという確たる根拠はない」と言う裁判所見解は正しい。
正に予想外の事故が起きたのである。
冷却システムの崩壊が、関電側が予想するよりも大きな地震がかないと言う根拠ないことが、欠陥である。正に福島の事故は、「想定外」で起きた。ある意味では東電見解は正しい・・・が、しかし、津波にさらされても、原子炉を冷却させる電源」の確保も、幼稚であった。
もっとも関電の安全対策が後手に回ったことも事実だ。昨年7月に2基の審査を申請後、規制委から周辺の3つの活断層が連動した揺れが起きる可能性や、想定する震源が深すぎる点を指摘され、原発施設の耐震設計のもとになる基準地震動を2度も見直した。再稼働が暗礁に乗り上げていることからも想定が甘かった点は否めない。
判決は「原発に求められる安全性や信頼性は極めて高度なものでなければならない」とした。その指摘は当然だとしても、そもそも「100%の絶対安全」などあり得ない。
■岩魚太郎の反論
100%の安全などあり得ないと言うならば、福島の事故もあり得ると言うことになる。林佳代子氏に問う。100%安全でない原発の稼働を何故容認するのか、その理由を聞きたい。
さらに判決は、原発の運転停止によって多額の貿易赤字が出るとしても「国富の流出や喪失というべきでない」と言及。国富を「豊かな国土に国民が根を下ろして生活していること」と定義し、それを取り戻せなくなることが「国富の喪失だ」という現実を軽視した“思想”もにじませた。
上級審では、ゼロリスクに固執せず、脱原発による国力低下という現実のリスクも踏まえた理性的な審理が求められる。(林佳代子)
■岩魚太郎反論
脱原発が国力低下と言うならば、100%安全でない原発を稼働して、万が一*北島(福島)のような事故が起こった場合、誰が責任をとるのか?いや、責任云々の場合ではない。それこそ国力の低下の大問題である。
100%安全でない原発稼働を、何故固守するのか理解に苦しむ。
原発のゴミ処理問題も解決の目処が立たなくて、何故原発なのだ。
Posted at 2014-05-24 00:39
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Posted at 2014-05-24 01:56
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Posted at 2014-05-24 08:39
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