「無減代」
Dec
8
「忙しい忙しい」
という人は
自分で望んで仕事を引っ張り込む傾向があります。
私がそうでした。
すでに請け負った仕事があるのに
新たに発生した仕事を上乗せしてしまう。
できるかできないかは考えない
できるかどうかじゃなく
やらなくてはいけないから
どうにかしないといけないから
やるしかないと。
そんな思いで、自分ひとりで抱え込む。
自分の処理能力は多少高いと
うぬぼれていたところもあります。
そして
その忙しさは
自ら求めて
そうしたことなのに
「なんで自分ばかりが・・・」
などと被害者意識が出てきたりします。
マイペースで仕事をしている(ように見える)周囲が
なにか恨めしい。
多忙は良くないですね。
日々機嫌よく過ごすためには
多忙となってはいけないのです。
そんなときに
「無減代」
という言葉に出合いました。
ライフネット生命の創業者で
現立命館アジア太平洋大学学長の出口治明さんの言葉です。
「無」→無くせないか。無くてもよくないか
「減」→減らすことができないか。
「代」→代用できないか
「無」や「減」は
仕組みを変えないと
なかなかすぐにできるものではありませんが
「代」は
その気になれば
けっこうできるものです。
組織で働いていれば
自分の代わりにできる人はいます。
必ずいます。
いないと思っているとしたら
ちょっと傲慢になっているのかもしれません。
仕事が抱えきれなくなったら
周囲に頼ってみる。
「助けて」
「手伝って」
と言ってみる。
意外に周囲は助けてくれるものです。
あなたの「代わり」となるリソースは
あなたの周りに必ずあります。
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