旅の目的は目的地に到達することではない
Dec
9
目的地に着くことが目的ではなく
プロセスを楽しむものでしょう。
-行く前にあれこれ計画を考える
-荷物の準備をする
-駅や空港での待ち時間
-移動
-食事
などなど。
一人旅やグループでの旅にかかわらず
行く前から帰ってくるまでのプロセスが楽しい。
旅とはそういうものです。
人生も同じではないかと思います。
そのつど目的地はあってもいいけれど
目的に向かっているときが一番楽しかったり
しますね。
「あのときは夢中だったな」とか。
ふと思い出しましたが
『大脱走』という映画。
第2次大戦時
ドイツの捕虜収容所から
トンネルを掘って脱走を企てた
連合軍捕虜たちの実話です。
脱走が失敗に終わり
敵に捕らえられたリーダーのロジャー(リチャード・アッテンボロー)が
しみじみと話す
「思えばトンネルを掘っているときが幸せだったな」
という言葉。
行きついた先が良いか悪いかを
評価するより
そこへ至るプロセスを
楽しむことが
人生豊かに暮らすコツではないかと思うのです。