「自分らしさ」にこだわりすぎない
Dec
17
こだわりすぎると
苦しくなることがあります。
「ああ、なんか自分らしくないなあ」
と思う場面は
日々いくらでもあります。
他者との関係で生きている以上は
他者の意向にあわせざるを得ないこともあります。
そんなときは
自分らしくないことを嘆くよりも
「そういうものかな」
と思ったほうが
おだやかな気持ちでいられます。
あきらめ、とは違うんですね。
というのは
「自分」とは
かならずしも一定ではないからです。
自分はひとつではない。
振り子のように
行ったり来たりします。
なので「自分らしくあろう」という目標設定をして
それができたかできないかを評価するよりも
もともとの自分は
いくつかあるものだと
思っていたほうが
おだやかな気持ちでいられます。
いくつかの自分のなかに
「こうありたい」
と思っている自分像もあるでしょう。
1週間のうち
その自分になれた日が4日
なれなかった日が3日
であれば
4勝3敗でひとつ勝ち越しですよ。
それで充分です。
7戦全敗の週もあれば
7戦全勝という週も
あるかもしれない。
人生をトータルすると
5割ぐらい行っていれば
上々の人生ではないですか。
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