主体は「あなた」
Dec
19
自部門でトラブルが起きたときに
部下にどんな問いをしますか。
このトラブルの発生要因はなんだろうか。
このトラブルを再発させないために
なにが必要だろうか。
そうした問いに対して
こうすべきです。
あのようにすべきです。
「べき論」が飛び交う。
ひどいときは
○○部門の責任者が責任を取るべきではないか?
などと責任論になるときもあります。
いずれも
自分が主体ではなく
自分以外の他者の変容を期待する
という姿勢ですね。
なので
当事者意識をもってもらうためには
「この問題を解決するためにあなたができることはなにか」
というように
質問に主語をつけることで
主体的に思考してもらうようことができます。
「え?俺っすか?」
という人もいるかも知れません。
なるべく自分の仕事は増やさないように
責任も負わないように
という発想で行動する人も少なくありません。
ですが、問題に少しでも関与しているならば
「あなたはこの問題に対して何をするのか」
を考えてもらう。
質問に「あなたは」という主語をつけることで
当事者意識を持ってもらい
より仕事から学んでもらう機会になると思います。