話すことは離すこと
Jan
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おだやかに機嫌よく過ごすライフコーチの十条らいふです。
自分の姿や表情は
自分では見えないものです。
それと同様に
自分がどんな感情でいるのか
自分がどんな思考を持っているか
それも見えないものです。
自分を客観視するというのは
なかなか難しいものがあります。
こんなときに対話が役に立ちます。
話すことは「離す」こと。
自分が話したことを自分で聞くことで
自分の感情や思考を
いったん自分から離すことができます。
自分でも気づいていなかった
潜在的な感情や思考に気づくこと
これを
「オートクライン効果」
といいます。
なので
自分自身を改めて理解してみたいときは
対話してみると良いです。
その相手は
信頼できる人
安心してなんでも話せる人
どういう人かというと
人の話を徹底して共感・承認できる人です。
そういう人に話をすると良いです。
あなたの話を一生懸命聞くだけの人。
なにも否定せず
ひたすら聞く=「傾聴」
アドバイスも指摘もせず
ひたすら共感する=「共感」
聞いたことに対して
「そうなんだね」と認める=「承認」
こうしたことができる人です。
人によっては
ものの10分で
自分になかにあった答えにたどり着く人もいます。
何度も同じ話をしていて
ある日突然
自分の答えに気づく人もいます。
それは人それぞれなのですが
とにかく「傾聴」「共感」「承認」ができる人と
話をしてみることです。
話すことは離すこと。
離れてみると
いろいろなことが見えてきます。