わかったつもり
Aug
5
おだやかに機嫌よく過ごすライフコーチの十条らいふです。
新しいことを学ぼうと思って
取り組み始めたものを
いつのまにか止めてしまったり
学んだことが具体的に
活かされていないと思うときはありませんか。
人から学んだり
本を読んだりして
新しい情報が入ってくると
それまで知らなかったことや
気づいていなかった部分が
埋められた感じがします。
欠落感が埋められるので
一時的に良い気分になります。
しかし
この状態は
知識や情報をインプットしたにすぎず
新たな状況を
理解したとは限りません。
いわゆる
「わかったつもり」に
なっていることが多いです。
そもそも
情報をインプットした目的はなんだったのか。
欠落感があり
その不安を埋めるための
学びであることを自覚しているのであれば
それはそれでも良いのですが
多くの場合、学ぶのは、
なにかその学びを使って
なにかを変えたい意図があるはずです。
現実の場で
学んだことをアウトプットしてみると
新たな気付きやうまくいかないことがでてきます。
このことで
新たな疑問が生まれ
その疑問を解消するために
さらに学ぶことが必要になってきます。
つまり
学びに終わりはないのです。
「ここまで行ったら終わり」ではなく
理解のレベルはどこまでも深くなります。
「わかったつもり」になっていないか
学んだことを活かせているか
これらを
常に自分に問う習慣をつけておきたいものです。