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おだやかに機嫌よく過ごす

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仕事や人間関係でイライラ・ザワザワすることはありませんか。
なぜそうした気持ちが生まれるのでしょうか。

人が悲しくなったり怒ったりするのは
自分が想定していることと違うことが起きているからです。

では自分の想定とはなんでしょうか。
それは脳の使い方です。
脳の使い方はひとそれぞれに傾向があります。
それを視覚化するものが「脳傾向診断」です。

これを使って、ご自身の考え方の傾向をお手伝いをします。
自分の考え方を傾向を知ることで、なぜいま自分がこのような感情でいるのかに気づくことができます。

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やることを絞り込む

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やることを絞り込む

ある程度の年齢になると
肉体的な衰えを感じます。

私も若い頃は
徹夜で仕事をして
なんとか納期に間に合わせるといったこともできましたが

いまは、夜10時を過ぎると眠くてどうしようもなくなり
徹夜などとてもじゃないですができません。
同じことをしても疲労度が違います。

読書にしても
200頁ぐらいの本であれば
2時間もあれば読めていたのですが

いまは老眼が進んだため
長時間連続で文字を追うことができません。
細かい文字も辛いので
kidleで文字を拡大して読んでいます。

人間に寿命というものがある以上は
誰しもこうした衰えから逃れることはできません。
これを受け入れなくてはなりません。

ピアニストのアルトゥール・ルービンシュタインは
89歳まで現役で演奏活動を行っていました。

もちろんルービンシュタインも年齢による
肉体的な劣化があったわけですが
彼は以下のことに取り組みました。

〇演奏する曲を絞る
〇若いころよりも時間をかけて練習する
〇スローテンポで演奏し
 早いパッセージのところを少しだけ早く弾くことでコントラストを際立たせる

こうした取り組みによって
長い間現役の演奏家として活躍ができたわけです。

これは生涯発達心理学の理論でいう
「補償を伴う選択的最適化(selective optimization with compensation=SOC)」
といいます。

選択的最適化とは以下の3つの要素があり
ルービンシュタインの場合は以下のようにあてはめられます。

①目標の選択:演奏曲を絞る
②資源の最適化:時間をかけて練習する
③補償:速いフレーズの前をゆっくり演奏することで、コントラストを際立たせる

これは今後高齢者という年齢に差し掛かった自分にとっても
参考になる考え方だなと思いました。

若い頃はなにごとも経験だと思って
なんでもかんでもやってきましたが
今後は

無理をせずに
やりたいこと、やって楽しいと思えることに
絞り込むことで
長い人生を楽しんでいければと思います。





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